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☆おもいでエマノン | 鶴田謙二

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック感想  »2008年12月15日 更新

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)


鶴田謙二5年ぶりのコミックス。
月刊COMICリュウに連載していた作品で、
寡作の作者が奇跡的に完結させた1冊。

原作は、氏がイラストを務める梶尾真冶作の同名小説、
その中の表題作34ページ。

ストーリーは1967年、感傷旅行でフェリーに乗った青年が
少女に出会い、彼女の不思議な記憶に耳を傾けるというだけの、
単純で美しいSF短編。

四十億年分の記憶と共に生き続けるという彼女の幻想的な「おもいで」が、
鶴田謙二の巧みな情景描写によって描かれ、いつ間にか読者は
話に聞き入る主人公と同じように、広大なイメージの世界に引きずりこまれていくはず。

読後感の良い、1冊完結のすばらしい作品です。
ただし、元が34ページなだけあってすぐ読み終えてしまうのが難点。


おまけとして、小説「まろうどエマノン」の冒頭にも収録されている
カラーの漫画風挿絵、「エマノンのおもいで」も収録。

鶴田ファンには間違いなくオススメ。
誰?という人もこれを期に、氏の作品にハマって、
寡作作者の呪いに悶え苦しんでください。

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2008年12月15日 | コミック感想 | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

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