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繋がる!!連結カバー特集

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:特集  »2011年03月25日 更新

単行本を買ったら表紙が前の巻と似ている。
もしやと思い繋げてみる。
1枚絵になって、「おお、カッコイイ!!」となる…
そんなアレがたまにありますね。
今回はそんなアレを特集してみます。

と、その前に「そんなアレ」では不便なので、
「そんなアレ」が何と呼ばれる物なのか調べてみました。
しかし、「繋がる」「連続」「一枚絵」などで検索するとボツボツと該当作品が
引っかかるものの、そのものの呼び名自体は中々出てきません。
しょうがないのでブログで呼ぶにあたって適当につけてしまおうということで、
複数のカバーを連結させて一枚絵になる、連結カバーと呼んでおきます。

ということで以下、(背表紙は除いた)複数の表紙が1枚に繋がる
連結カバー特集、どうぞお楽しみください。


●画像をクリックするとamazonに飛びます。
 作品の内容の方が気になった方はそちらをご参照ください。




■□■コミック2連結■□■

【基本系】

トリコ1-2

島袋 光年『トリコ』1・2巻。
まずは基本形ということでこちらを紹介します。
1巻に主人公、2巻にレギュラーキャラを配置。
互いの肩や手を他の巻に持っていくことで2巻合わせた時の続き絵として機能します。
第1巻からこの仕掛け。アニメにもなっていますが、最初から良い扱いを受けているようです。


国民クイズ上下

加藤 伸吉『国民クイズ』上下巻。
下巻にいる女性の体を大きく上巻に食い込ませた、連結を大きく意識した構図。
ロゴを縦にして、左右でイラストを挟み込むことによって、連結時の統一感が高まっています。
こちらは上下巻構成ということで、やはりこの構成だと連結カバーがやりやすいようです。


龍虎王伝奇

寺田 貴信,富士原 昌幸『超機人龍虎王伝奇』上下巻。
イラストが巻を跨いでダイナミックに行き来していると、元々1枚絵で大きい場合よりも
カッコイイと思えるのは気のせいでしょうか。
こちらの作品は『スーパーロボット大戦OGサーガ龍虎王伝奇』として復刊しましたが、
イラストを新たに、やはり上下巻で連結します。

ユンボル安全版

武井 宏之『ユンボル安全版』上下巻。
工事現場でおなじみの黄色と黒を使った、コントラストの高いカバー。
上・下巻の対照的な色使いで、連結させるとさらによく目立ちます。
左を上巻、右を下巻にして紹介していますが、
逆にしても繋げられる面白い連結カバーです。



未開の惑星上下

松本 次郎『未開の惑星』上下巻。
作品のキーパーソンである二人のヒロインを上下巻にそれぞれ配置して、
在りし日の写真であるかのように繋げています。
イラストを少し傾けて、本をずらして繋がるようにするだけで、
一味違った連結カバーに仕上がります。
(装丁:井上則人デザイン事務所)

【対称系】

ウィッチハンター1-2

趙廷晩『ウィッチハンター』1・2巻。
背景やメインキャラの配置、他のキャラのカットインの入れ方などが2つの巻で
対称になっている連結カバー。組み合わせたときの落ち着きが違います。


セラフィックフェザー10-11

うたたね ひろゆき『セラフィックフェザー』10・11巻。
連結する本の境から外に向くように対称的に配置されたキャライラスト。
右端、左端に配置された英字ロゴが、それぞれ上から下、下から上と逆に流れているのがポイントです。


marieの奏でる音楽上下

古屋 兎丸『marieの奏でる音楽』上下巻。
単純な一枚絵ではなく、ヒロインがその思い人に何かを渡す構図になっています。
上下巻が単純な一枚絵にはなっておらず、それぞれが1冊が1冊として美しく、
かつ繋げるとストーリーを感じさせる凝ったカバーです。

marieの奏でる音楽上下裏

裏は、互いをずらして刻印のような絵柄を合わせると繋がります。
A5判の本なのでかなり大きい印象のイラストに。
(装丁:鈴木成一デザイン室)


仕上げに殺陣あり3-4

中山 文十郎,今ノ夜 きよし『仕上げに殺陣あり』3・4巻。
能面がまとめる2枚のイラスト。
連結するカバーとカバーの間にこのようにアイテムが配置されると、非常に安定します。


レベルE上下

冨樫 義博『レベルE』上下巻。
上下巻を合わせると真ん中で大きく主張する「バカ王子」。
合わせなくても、顔半分だけで表紙は十分絵になっているのもグッド。
イラストは、既存のものの流用と組み合わせ。
デザインが良いお仕事をしているようです。


【集合系】

ハヤテのごとく!23-24

畑 健二郎『ハヤテのごとく!』23・24巻。
同時発売されたこの2冊は、主要キャラクターを1枚に収めた全員集合系の連携カバーに。
このイラストを見てると、売れるべくして売れたんだな~と思えます。


PSYREN9-10.jpg

岩代 俊明『PSYREN』9・10巻。
新書版サイズでも、2冊使えばキャラをふんだんに散りばめた迫力ある表紙もこの通り。
同作品の6巻と7巻も良い感じに連結します。


シマシマ

山崎 紗也夏『シマシマ』11・12巻。
最後の2冊にて、全員集合でお昼寝の図。
繋がるイラストと共に、ロゴも綺麗なラインで並んでいて、
2冊が非常によくまとまっています。
(装丁:hive 久持正士,土橋聖子)


【VS系】

ワンピース21-22

尾田 栄一郎『ONE PIECE』21・22巻。
バロックワークス(21巻)VS麦わら海賊団(22巻)。
両雄激突的な構図には横長の空間がマッチするので、そこは連結カバーの出番になります。
相手側にはロビンがいて、味方側にはビビがいるのが懐かしいですが、
バロックワークス編もそんなかなり前の話になってしまいました。


マコトの王者1

福井 あしび『マコトの王者』赤1巻+青1巻。
人格入れ替わり系のボクシング漫画。
入れ替わった二人のドラマを「赤」「青」と別作品として同時連載している、意欲的な作品です。
単行本のカバーでは互いが相手の領域に踏み込んで火花を散らしています。
この形式は、今後も続くものと思われます。


天才バカボン表

赤塚 不二夫『天才バカボン THE BEST』講談社版・小学館版。
バカボンのパパVSバカボンのパパ。
40周年記念で、二つの出版社をまたいで連載していたこの作品を、
双方の出版社から出してカバーでコラボさせた面白い企画です。
キャラやロゴの枠線が加工でツルツルに浮き出ていて、豪華に仕上がっています。

天才バカボン裏

背表紙では一人に合体。
そして裏表紙ではがっちりと握手を交わしています。
(装丁:arti-san 深海和宏)



■□■コミック+別媒体作品2連結■□■

GANTZ15MANUAL.jpg

奥 浩哉『GANTZ』15巻+公式ガイドブック。
コミックと同時に、同じ出版社からガイドブックや小説など、
その作品の別媒体の公式作品が出るときにはコラボレーションのチャンスとなります。
主人公のクロノを中心に、同じ時間軸では存在し得ないキャラクターが
1枚に収まっているのが印象的です。
いつものフォーマットのまま繋がります。

GANTZ28MINUS.jpg

奥 浩哉『GANTZ』28巻+小説版。
さらに、小説でもコラボしました。
小説版のイラストは、漫画家のコザキユースケ氏が担当。
漫画家のコラボレーションも同時に兼ねています。
(装丁:VOLARE 関善之)


探偵儀式6+小説

箸井 地図,大塚 英志,清涼院 流水『探偵儀式』6巻+小説版。
漫画は全6巻で6巻と小説は同時発売、小説にて物語は完結。
連結させない手はありません。


PSYREN13-NOVEL.jpg

岩代 俊明『PSYREN』13巻+小説版。
一枚絵的な構図を採用した13巻と、
異なるシーンをコマに分けた漫画のような構図を採用した小説版。
合わせるとトリッキーで賑やかな1枚絵になります。

スケットダンス

篠原 健太『SKET DANCE』14巻+小説版。
本作品のカバーは毎回パターンにとらわれない楽しいものに仕上がっていて、
やはり連結も良い感じです。


ピューと吹く!ジャガー1

うすた 京介『ピューと吹く!ジャガー』13巻+公式ファンブック。
コミックには主人公、ファンブックにレギュラーを配置した集合系。
コミックと連結するものの単独での見栄えを要求され、
主人公を絵に収めておきたいファンブックですが、当の主人公はコミックのほうに。
重複せずにファンブックの方にも主人公を入れたい…それを解決しているのが、
主人公の似顔絵を描いているという構図。上手いアイディアです。




■□■漫画雑誌連結■□■

ジャンプ2004-44-45

『週刊少年ジャンプ』2004年44号、45号。
2連続で表紙を飾る『BLEACH』。
それぞれの号で主人公・黒崎一護が持つ刀が、隣の号まで力強く伸びています。


マガジンサンデー16

2008年『週刊少年マガジン』16号+『週刊少年サンデー』16号。
「幕之内一歩」と「江戸川コナン」の、雑誌を超え、出版社を超えた握手。
共に50周年を迎えたマガジンとサンデー、奇跡のコラボレーション表紙。
コナンの誕生を語るには欠かせないものの、この時連載していなかった「金田一少年」は、
特別雑誌「名探偵コナン & 金田一少年の事件簿 」でコナンと思う存分コラボしています。


サンデーマガジン38

2008年『週刊少年マガジン』38号+『週刊少年サンデー』38号。
50周年記念コラボ表紙第2弾。
『ダイヤのA』×『MAJOR』ということで、今度は同ジャンルコラボ。


ジョジョリミックス1部

荒木 飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド』上下巻。
廉価版コミックス、いわゆるコンビニ本で実現した珍しい連結。


モーニングツー+IKKI

2008年『モーニングツー』2007年9月1日号+『月刊IKKI』2007年10月号。
『世界の終わりの魔法使い』と『ディエンビエンフー』。
期待の漫画家・西島大介氏の2作品が、ライバル雑誌同士を繋いだユニークな企画。
それぞれの作品に登場するマスコット的なキャラが、相手側の雑誌に飛び出しています。


モーニング3連

『モーニング』2011年1号、2・3号、4・5号。
雑誌の三週連続企画。3つの表紙を繋ぐ赤いマフラー。
『社長 島耕作』『宇宙兄弟』『GIANT KILLING』と、モーニングの人気作品コラボレーション企画。

[参考:冬のモーニング本誌フェアMVPインタビュー]


ジャンプ3号連続

『週刊少年ジャンプ』2009年53号、2010年1号、2号。
「0巻」のプレゼントでも話題になった、映画「STRONG WORLD」公開に向けて企画された、
『ONE PIECE』の特大プッシュ用3連結表紙。




■□■コミック多段連結■□■

娚の一生

西 炯子『娚の一生』全3巻。
少女マンガだって連結します。しかも3冊連続で。
白背景に線画と一味違ったオシャレな連結カバーです。
(装丁:ベイブリッジスタジオ・黒木香)


ネウロ13-16

松井 優征『魔人探偵脳噛ネウロ』13~16巻。
4連結。

ネウロ17-20

17~20巻もこの通り。
がっちりとした繋がりを作らず、一部分で少しずつ繋がっている4冊。
ちょっとひねくれたうれしい仕掛けが、実に作品にあっています。


monster.jpg

浦沢 直樹『MONSTER 完全版』全9巻。

人物達の肖像画やシーンの飾られたカバーイラストが、縦に横にと繋がります。
3×3冊、繋げて64×44cmのスペースに描かれる『MONSTER』というストーリー。
長編の完全版だからこそできる芸当が。すごいです。
(装丁:ベイブリッジスタジオ・小林美樹代)


封神演義2冊

藤崎 竜『封神演義 完全版』全18巻。
1・2巻、3・4巻、5・6巻と奇数巻は基本的にキャラを右向きにロゴを上に、
偶数巻はキャラを左向きに、ロゴを下にカッコよく対面させた連結カバー。
そしてそして、それらは全て、1つに繋がるよう描かれています。

封神演義全


全18巻。壮観!!の一言。

封神演義18・1

そして、最後は最初へ。
これらは完全版ですが、全巻が一繋ぎにカバーを、
現在連載中の『ぬらりひょんの孫』が実行中。
本屋さんで平台に一列に並んでいたりするとスゲーってなります。





■□■相方待ち■□■

そして船は行くIV

雑君保プ『そして船は行く 完全版』IV上。
下はまだよ。




【おまけ】

印刷と版画の歴史

 本があれば、今も昔も考えることは同じ(ページ真ん中あたり「続き表紙」参照)。

Bruce Wayne The Road Home [BLiSTER COMICS]

 連結カバーに国境なし。

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2011年03月25日 | 特集 | コメント 4件 | トラックバック 0件 | TOP

コメント

確かはじめの一歩にもありましたね
一歩と宮田が向かいあってる構図が
50巻台か60巻台だったような…

2011年04月04日 /   #-URL【編集

ラノベの金字塔、スレイヤーズという作品でも本編の新装版カバーで全15巻が無限ループ連結!という偉業をやってますよ。しかも登場キャラ全員が描かれるという偉業までも!! (発売だいぶ前ですが…

2015年01月11日 / #-URL【編集

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2015年05月27日 / #【編集

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2015年11月06日 / #【編集

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