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マンガ大賞2011予想

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:特集  »2010年11月13日 更新

追記・ノミネート作品紹介(11/01/17)

マンガ大賞2011・一次選考の結果が発表されていたのでコメントを添えて追記しておきます。


アイアムアヒーロー5アイアムアヒーロー

作者:花沢健吾
出版:小学館 ビッグコミックス


ぱっとしない漫画家の日常が、衝撃のシーンと共にゾンビ漫画へと変貌したのが第1巻。
そこから、第1巻がピークになるかもという心配を物ともせず、
ハイレベルのパニックホラーで読者を引き付け続けている。女子高生のヒロインも加わり、
展開に幅が出てきて、そして5巻でまたラストがものすごいひき方。
今後の展開が大きく膨らむということで、納得のノミネート。





乙嫁語り2
乙嫁語り

作者:森薫
出版:エンターブレイン BEAM COMIX


本格メイド英国ロマンス漫画『エマ』の森薫による、「ショタ×姉さん」年の差結婚民族漫画。
『エマ』で培った画力で1巻から高密度の美麗描写で物語が展開。

本格メイドなジャンルも他になく、何となく買い辛かった『エマ』の初期から大分認知されてきて今に至り、誰にでも薦められるようになった錯覚したりもするけど、フェティシズムというか、作者のこだわりが結構指向性を持った、ある種の人を選ぶ要素がある作品であることは忘れてはいけないかなと思ったりする。




主に泣いてます主に泣いてます

作者:東村アキコ
出版:講談社 モーニングKC


誰彼かまわず惚れさせてしまい悲劇を生む薄幸美人のギャグ漫画。
『海月姫』が来ると予想していたが、結果はこちら。
それにしても出てくる作品を変えて連続4年ノミネート。
マンガ大賞界隈に愛されすぎ。



刻刻3刻刻

作者:堀尾省太
出版:講談社 モーニングKC


とある平凡な家庭で娘が誘拐されたので、爺さんが秘密にしてた術を使って家族以外のすべての時間を止めて助けに行ったら、何故か家族以外の怪しい人たちが止めた時間のなか動いている…というタイムストップサスペンス。
あらすじだけ書くと色々荒唐無稽に感じるけど読めばすぐに引き込まれる。

進撃の巨人ほどではないものの、登場初期から熱心に推す層が一定数存在していて、遅かれ早かれ何かの賞に顔を出す雰囲気があった。




さよならもいわずにさよならもいわずに /

作者:上野顕太郎
出版:エンターブレイン BEAM COMIX


最愛の妻を亡くした作者が、その最後の日々を、繊細で果敢に描き尽くしたドキュメントコミック。 作者が自分のために、また妻のために描いた、ある意味面白い面白くないで論じられるべきではない作品であると同時に、 漫画家漫画要素、泣き要素、サブカル要素、またノンフィクション要素など、あまりにも漫画の賞レースに参加しそうな要素がつまっている。



SARU上SARU

作者:五十嵐大介
出版:小学館 IKKI COMIX


世界各地にその姿を現し、畏れられてきたモノ“猿"。そして現代、人類はその存亡を懸けて、“猿"と対峙することになる! 世界の史実・伝承を絡めながら展開する地球レベルの危機を、「本物」として見せる五十嵐大介の圧倒的な描写力。贅沢な描き下ろし作品。上下巻完結でレベルが高くまとまっているため、人に非常に薦めやすい。


3月のライオン3月のライオン

作者:羽海野チカ
出版:白泉社 ジェッツコミックス


少年棋士が、プロの世界で自問自答を続けながらも暖かな人達に囲まれて道を進んでいく、センチメンタル将棋漫画。前作『ハチミツとクローバー』に負けず劣らず乙女乙女しているが、何故か『ベルセルク』や『ふたりエッチ』が幅を利かす雑誌に掲載されている。

5巻では半ば反則的な、非常に強い涙腺刺激展開が待ち構えており、大きな反響があったことは今回のノミネートに影響していると思われる。




失恋ショコラティエ失恋ショコラティエ

作者:水城せとな
出版:小学館 フラワーコミックスアルファ


1巻時点でMANGA-ZIN AWARDで9位を取っている作品。

未読だけれども、『放課後保健室』でこの上なく完璧に伏線漫画を
描き切ったことは確認しているので、これもきっと面白いと思える。





進撃の巨人
進撃の巨人

作者:諫山創
出版:講談社 マガジンKC

人食い巨人が塀の外を闊歩する世界での、希望なき人類の抵抗。人食いに似つかわしくないその表情とか、租借する前にまず口で挟むコマの残酷性とか、圧倒的な巨人の存在感に目が離せない。

グロさや非常に独創的な世界観、また新人作者のアンバランスさなどで非常に好き嫌いが分かれる作品であるため、予想のところで書いた各メディアの降って沸いたようなプッシュに違和感を感じる人はいるかもしれないが、こうなったのにある種の必然を感じるほどその連載初期から注目度は高かった。


ドリフターズドリフターズ

作者:平野耕太
出版:少年画報社 ヤングキングコミックス


異世界に迷い込まされた歴史の偉人・異人が世界を壊すもの、守るものに分かれて戦いを繰り広げる。登場する異人は織田信長に那須与一、カルタゴの将軍ハンニバルや火刑で有名なジャンヌ・ダルクなど、時代も国もバラバラ。
『HELLSING』の作者というだけあって、その期待は大きく、それに答えてくれそうなほど1巻からかなりテンションが高い。



ドントクライ、ガールドントクライ、ガール

作者:ヤマシタトモコ
出版:リブレ出版 ゼロコミックス


このマンガがすごい2011年女性編2位(1位も同じ作者)。



花のズボラ飯花のズボラ飯

作者:久住昌之 水沢悦子
出版:秋田書店


ロリ雑誌等で変な漫画を描いてる漫画家・うさくんが「水沢悦子」を名乗り、孤独のグルメ原作者・久住昌之とのタッグで発表している主婦のズボラな一人飯漫画。
作るときの、食べるときテンションの高い一人実況に笑える。1話でズボラでジャンクな創作料理漫画になると思いきや、2話目以降の食事の手抜きさに笑える。とにかく終始にやにや。なによりおいしそうに飯を平らげる。女版『孤独のグルメ』という触れ込みのせいか、そちらのファンの批判的な声が出ていたりするものの、良い反響はそれより多い様子。表紙の童顔キャラを見て楽しく読めそうか否か、そこは重要。


ましろのおとましろのおと

作者:羅川真里茂
出版:講談社 月刊マガジンコミックス


方言丸出し高校生の青春三味線ストーリー。『赤ちゃんと僕』作者が描くだけあって、
掲載紙に色を合わせながら結構少女漫画っぽさを感じたりしつつも、堅実に音楽漫画になっている。
2巻読了時点で、オススメするには時期早かなといった印象。





【追記前(2010/11/13)】


過去のランキングを振り返り、傾向を読みながらノミネート作品でも予想してみました。

■□■過去の結果■□■

<第1回 2008年>

大賞: 岳 みんなの山 【石塚真一/小学館・ビッグコミックス/5巻】
2位: よつばと! 【あずまきよひこ/メディアワークス・電撃コミックス/7巻】
3位: 海街diary 【吉田秋生/小学館・フラワーコミック/1巻】
4位: フラワー・オブ・ライフ 【よしながふみ/新書館・WINGS COMICS/4巻】
5位: 君に届け 【椎名軽穂/集英社・マーガレットコミックス/5巻】
6位: 大奥 【よしながふみ/白泉社・ジェッツコミックス /3巻】
7位: 皇国の守護者 【佐藤大輔、伊藤悠/集英社・ヤングジャンプコミックス /5巻】
8位: とめはねっ! 鈴里高校書道部 【河合克敏/小学館・ヤングサンデーコミックス /2巻】
9位: もやしもん 【石川雅之/講談社・イブニングKC/5巻】
10位: 夏目友人帳 【緑川ゆき/白泉社・花とゆめコミックス/4巻】
11位: ひまわりっ ~健一レジェンド~ 【東村アキコ/講談社・モーニングKC/6巻】
12位: きのう何食べた? 【よしながふみ/講談社・モーニングKC/1巻】

出版社内訳:講談社3/小学館3/集英社2/白泉社2/その他2


<第2回 2009年>

大賞: ちはやふる 【末次由紀/講談社・ビーラブKC /3巻】
2位: 宇宙兄弟 【小山宙哉/講談社・モーニングKC/4巻】
3位: 3月のライオン 【羽海野チカ/白泉社・ジェッツコミックス/2巻】
4位: 深夜食堂 【安倍夜郎/小学館・ビッグコミックススペシャル /2巻】
5位: 青春少年マガジン1978~1983 【小林まこと/講談社・マガジンKC/全1巻】
6位: 聖☆おにいさん 【中村光/講談社・モーニングKC/2巻】
7位: とめはねっ! 鈴里高校書道部 【河合克敏/小学館・ヤングサンデーコミックス/4巻】
8位: ママはテンパリスト 【東村アキコ/集英社/1巻】
9位: トリコ 【島袋光年/集英社・ジャンプコミックス/2巻】
10位: よんでますよ、アザゼルさん。 【久保保久/講談社・イブニングKC /2巻】

出版社内訳:講談社5/小学館2/集英社2/白泉社1/その他0


<第3回 2010年>

大賞: テルマエ・ロマエ 【ヤマザキマリ/エンターブレイン・BEAMCOMIX /1巻】
2位: 宇宙兄弟 【小山宙哉/講談社・モーニングKC/8巻】
3位: バクマン。 【大場つぐみ、小畑健/集英社・ジャンプコミックス/5巻】
4位: アイアム ア ヒーロー 【花沢健吾/小学館・ビッグコミックス/1巻】
5位: 娚の一生 【西炯子/小学館・フラワーコミックスアルファ /2巻】
6位: 虫と歌 市川春子作品集 【市川春子/講談社・アフタヌーンKC/全1巻】
7位: 海月姫 【東村アキコ/講談社・KissKC/3巻】
8位: モテキ 【久保ミツロウ/講談社・イブニングKC/2巻】
9位: 高校球児ザワさん 【三島衛里子/小学館・ビッグスピリッツコミックススペシャル/3巻】
10位: アオイホノオ 【島本和彦/小学館・少年サンデーコミックススペシャル/3巻】

出版社内訳:講談社4/小学館4/集英社1/白泉社0/その他1



■□■ルール■□■

●選考年の前年の1月1日~12月31日に単行本が出版された作品が対象
●8巻以下の作品がノミネート可能
●第一次選考に10作品ノミネート
●大賞受賞作は次年度から除外



■□■過去の傾向■□■

●講談社>小学館>集英社・白泉社>その他
●少女マンガ・女性マンガは2・3作(少女マンガ畑の作家という括りではもう少し増える)
●男性作家と女性作家の割合は同じくらい
●青年誌>>少年誌
●基本的に手堅い話題作
●東村アキコが強い
●モーニング・イブニング系、ビッグコミックス系が強い
●連続ノミネートあり


と、上記のような感じの傾向を踏まえたり踏まえなかったりしながら
マンガ大賞2011の予想をしてみたのがこちらです。


大賞: 進撃の巨人 【諫山創/講談社・少年マガジンKC/3巻】

海月姫 【東村アキコ/講談社・KissKC/6巻】
友達100人できるかな 【とよ田みのる/講談社・アフタヌーンKC/4巻】
となりの怪物くん 【ろびこ/講談社・デザートKC/6巻】
ドリフターズ 【平野耕太/少年画報社・ヤングキングコミックス/1巻】
男子高校生の日常 【山内泰延/スクウェア・エニックス・ガンガンコミックス/3巻】
放課後のカリスマ 【スエカネクミコ/小学館・IKKI COMIX/5巻】
信長協奏曲 【石井あゆみ/小学館・ゲッサン少年サンデーコミックス/3巻】
EVIL HEART完結編 【武富智/集英社・ヤングジャンプコミックス/2巻(シリーズ全6巻)】
大奥 【よしながふみ/新書館・WINGS COMICS/6巻】
ハルシオンランチ 【沙村広明/講談社・アフタヌーンKC/1巻】
刻刻 【堀尾省太/講談社・モーニングKC/3巻】
狼の口 ヴォルフスムント 【久慈光久/エンターブレイン・BEAMCOMIX/2巻】


進撃の巨人が大賞、あとは順不同。
13個挙げたのは、まあいいよね(自分に)


とりあえず、進撃の巨人は

●発売日前からの大反響(体感テルマエ・ロマエ、夕凪の街程度)
●サイトレビュー、アマゾンレビュー、ツイッターなど言及数増加中
●少年マガジンに出張
●深イイ話でプッシュ
●王様のブランチでプッシュ
●選考の対象となる期間に初出で3冊とちょうど良い分量とタイミング
●荒削りの新人
●オススメ発掘的なランキングとしては、ぎりぎり旬か

と、人気爆発フラグ満載ということで、予想の本命としておきます。
大賞がなくても、せめて一次選考までは挙がって欲しいところ。

というわけで、例年通り開催されれば結果発表は来年3月ぐらいか。
マンガ大賞2011予想でした。


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2010年11月13日 | 特集 | コメント 3件 | トラックバック 0件 | TOP

コメント

進撃の巨人は、一巻が一番面白くて、あとは右肩。
正直、この程度で受賞されると残念だなぁ。他の作品を推せるほど、マンガ読んでないですが。

2010年11月14日 / #-URL【編集

まぁ、『進撃の巨人』は堅いでしょうね…
個人的に『ばらかもん』、『路地恋花』、『花宵道中』とか入ってくれるとうれしいですが(^^;

2010年11月14日 / magiom #-URL【編集

>名無しさん

客観的に見ると、(読者の)盛り上がりがすごいので、受賞したらそれで妥当だと思えます。個人的な好みで言えばバニラスパイダーがもっと好きですが、まあ予想はそれと別ですしね。

>magiomさん

『路地恋花』と『花宵道中』、名前をよく聞きますね。
チェックしてみようかな。
『ばらかもん』はこういうランキングに名前を出しそうな感じですが、
一次選考ノミネート作品の8割以上の出版社はほぼ固定。
結構他の出版社の話題作がごく一部以外
上まで上がっていない気がします。

2010年11月16日 / KT. #-URL【編集

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