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【装丁】小室杏子

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:デザイナー  »2010年04月22日 更新

■小室杏子

●名前  :小室杏子 (Komuro Kyoko)
●仕事先 :講談社
●レーベル:Kiss,アフタヌーン
●主な装丁:のだめカンタービレ
●雑誌デザイン:Kiss+
●リンク :公式ブログ

小室杏子1

主にKiss系の単行本でそのお仕事を確認している、講談社作品メインと思われるデザイナー小室杏子氏。少女漫画を多く手がける女性デザイナーというわけですが、その装丁の印象は中性。少女漫画系の担当作品にはピンク色などが使われていたりもしますが、必要以上に乙女チックにせずスタイリッシュにまとめていたりするため、比較的男性にも門口が開かれているような装丁になっている印象です。
アフタヌーンやモーニング、またイーストプレスの『青い車』(上図左上)でもそのお仕事を確認。

さて、そのよしもとよしとも『青い車』ですが、これまた中性な印象のデザインです。

青い車1

完全な白背景のシンプルな装丁となっていますが、
表紙や背表紙、袖のキャラやアイテムの絶妙な配置、
配色でおしゃれな仕上がりになっています。

青い車2

見返し(中身と表紙をつなぐ紙)は黄色と水色のライン。
そこにちばめられている単語は、本のタイトルになっている短編「青い車」のキーワード。
この見返しが、本全体をぐっと引き締めています。


さて小室杏子氏が装丁を担当している作品の中で、最も多くの人の目に触れられていると思われるのが二ノ宮知子『のだめカンタービレ』。人気作品に8年間の歴史があるように、人気作品の装丁にも8年間の歴史があります。

のだめカンタービレ2

ピアニストであるのだめがコミックスの表紙では巻ごとにさまざまな楽器を持っていて、これが書店で平置きされたりすると大変見栄えがよかったりしますが、この表紙のアイディアには意図があった模様。今でこそアニメ、ドラマ、映画と3冠を達成し、本編も無事に大団円を迎えることが出来たクラシック漫画「のだめ」ですが、その最初期は「Kiss」の中のトレンディー中では異端。打ち切りの危機もあった中で、意外と多い「かつて音楽をやっていた人」に本を手にとってもらうべく、巻毎に楽器の違う面白い表紙が生まれたとのことでした。

のだめカンタービレ8

帯も、そういう面白い表紙の邪魔にならないように設計されているのが乙なポイントです。
タイトル下の、色が変わる別エリアにぴったり寸法の合わせられた帯の収まり具合はかなり良好。
ちなみに、帯は帯で凝られた面白いものなっていますが、
こちらは別途、デザイン事務所NARTI;Sが担当されていたりします。

[参考]:「のだめカンタービレ」どん底からの“大逆転”
    :NARTI;Sのだめ関連記事

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2010年04月22日 | デザイナー | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

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