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【装丁】鈴木成一デザイン室

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:デザイナー  »2010年04月03日 更新

デザイナーINDEX

■鈴木成一デザイン室

●メンバー:鈴木成一
●仕事先 :角川書店、イースト・プレス、小学館、太田出版、etc…
●主な装丁:大塚英志作品
●リンク :Wikipedia
●記事作成:2010/04/03

鈴木成一

年間700冊の装丁を担当し、これまでに手がけた本の数は4000冊以上という日本を代表する装丁家。担当する本のジャンルも選ばず、ベストセラー作家の新刊から国語辞典まで、来た依頼を幅広くこなしていくというプロフェッショナルな仕事をしており、そのお仕事の中にはもちろん漫画の装丁も。

漫画界での鈴木氏の仕事ぶりは、ヒット作「多重人格探偵サイコ」に代表されるいくつかの大塚英志原作作品や、イーストプレスや太田出版での山本直樹作品で確認できます。また、吾妻ひでおのノンフィクション漫画「失踪日記」も氏が担当しております。

デザインの傾向は、落ち着きと品格。自分の色を出すことを嫌う鈴木氏の装丁には、一見するとフォントが大体大人しめということ以外に共通項は見られませんが、必ず本の中身を読んでから装丁を考えるというスタイルから生まれたデザインには、作品の個性と、本全体としての落ち着きと、デザインが本の価値を引き上げるような品格が備わっています。特に注目したいのが、表紙を開いて物語が始まるまでの数ページ、物語が終わって本を閉じる数ページの、本の出入り口の洗練具合と、そこに感じられる静かなこだわりなんですが、ここらへんは写真や言葉でなかなか伝えにくいいので、実物を手にとって是非確認してほしいところ。


氏の装丁で面白かった作品が、marieの奏でる音楽(古屋兎丸/幻冬舎)。

marieの奏でる音楽表

上下巻作品ということで、表は合体型の表紙。
単純な一枚絵ではなく、ヒロインがそそ思い人に何かを渡す構図になっていますが、
当然のように物語にふさわしい物となっています(※特にネタバレではありません)
でも注目するところはこちらというより裏表紙。

marieの奏でる音楽裏

裏表紙には、物語のキーとなる女神マリィの合体絵。
上下をずらし、それぞれの紋章のような部分をあわせると絵が合うようレイアウト。
単行本の大きさを超え、女神の存在が強調されています。

[参考]
プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK番組紹介サイト)



装丁を語る。
鈴木 成一
イースト・プレス


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2010年04月03日 | デザイナー | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

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