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〇終わりと始まりのマイルス | 鬼頭 莫宏

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック感想(2009発売)  »2009年05月08日 更新


「この子は空に還る時だね」

万物が宙に浮いている世界オービスワーヌス=空環。そんなオービスでキ祈祷師を生業としながら、巨大な戦艦から権化したキ神・ギカク(表紙右)と共に暮らすマイルス(表紙左)。キ物に込められた様々な“思い”を空に還します。
(オビ紹介文)

「なるたる」、「ぼくらの」の鬼頭莫宏によるマンガ・エロティクス・エフ連載作品。

世界は空に浮かび、世界に存在するアイテム(キ物)は過去にあった思い入れが実体化した産物であり、その思い入れが強いキ物は神を権化する(付喪神のイメージ)というちょっと説明するとややこしい世界観。でも中身は表紙の2人が不思議な世界でドタバタいちゃいちゃと漫才するといった内容の、難しいことを考えなくても読めるSF日常漫画になっています。

お話はキ祈祷師の生業をベースに進行。掲載誌にエロと付いているだけあってピンクな成分は多分に入っていますが、エロというよりは笑える感じにシモネタとして処理しています。表情一つ変えない奇妙な顔を持ち強力な力を持つ「神」でありながら、煩悩全開で俗物っぽく妙にこじゃれた言い回しが面白いギカクと、彼を手なずけるためといった体裁で求めに答えながら、実は満更でもなさそうなマイルスのやりとりがほほえましく、ほのぼのと面白いです。

氏の漫画らしく戦闘機が出てきてバトルっぽい展開になったりもしますが、話としては他の作品と比べて非常にまったりとした空気が流れています。普通に「自転車で空を飛べる世界観いいな~」と気を張らずに読める、「なるたる」や「ぼくらの」とは違った味わいでオススメできる作品です。

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2009年05月08日 | コミック感想(2009発売) | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

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