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☆ガゴゼ | アントンシク

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック感想  »2009年04月18日 更新

ガゴゼ 5 (5) (バーズコミックス)

アントンシク

幻冬舎コミックス

最終巻:2008/12/24



室町時代、京の都とその近隣を舞台とした妖怪わんさか伝記スペクタクル。時の将軍・足利義満の命を受けた陰陽師・土御門有盛によって力を奪われ童子の姿となった元大鬼・ガゴゼが人や妖怪達との出会いによって本当の自分に目覚めていく…といったお話。

読みやすく上手い絵で、端整でディフォルメの効いた今風の絵柄ながらこれが昔の日本描写や妖怪デザインとマッチしていて、非常に良い和の雰囲気を醸し出しています。
(顎長金髪美形キャラがオシャレに活躍する和物現代風アレンジ系とは対極)
ストーリーは人外の物が成長してが人の心を手に入れていく系と王道ですが、人の醜さも優しさも詰め込まれたエピソードが高い描写力で描かれながら妖怪バトル等適度にエンターテイメントしていてぐいぐいと物語に引き込まれます。


最終巻である5巻がとにかく急ぎ足で、伏線の回収が過不足なく行われたものの、詰め込みすぎた結果いくつかのドラマが食いつぶしあって薄くなってしまった感があるのが残念なところ。各主要キャラの思い入れを深めるエピソードをもう少し読みたかったです。しかし全体的にはよくまとまっていて、ラストもスケールの大きい妖怪+日本昔漫画に相応しい余韻あるものとなっていて、面白く読めました。

アントンシク氏の次回作は月刊少年サンデーで連載されるとのことなので、そちらも非常に楽しみです。

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2009年04月18日 | コミック感想 | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

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