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漂流ネットカフェ1 | 押見 修造

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック感想(2009発売)  »2009年04月12日 更新


アバンギャルド夢子、デビルエクスタシー、ユウタイノヴァとヤングマガジン周辺で活動していた押見修造氏の漫画アクションで連載中の作品。

タイトルから予想される通りネットカフェ版漂流教室といった内容で、妊娠中の妻を持った30間近の会社員土岐耕一と、ネットカフェで偶然再会した彼の初恋の人遠野果穂を中心に、ネットカフェごと別の世界?に飛ばされた人々のサバイバルが展開されます。

ネットカフェで、大雨による出入り口の浸水により建物に閉じ込められた人達が翌日外で目にしたのは、建物を包み込むように広がる広大な湿地帯。意を決した数人が外の世界を探索に出る…というのが1巻の内容。漂流してしまったのが学校ではなくネットカフェなので、巻き込まれる面々は会社員・カフェのバイト・合コン中の若者達など、年齢層は高め。そして殺伐化と絶望ムードが異様に早い。

理不尽で謎な展開には引き込まれるものの、元ネタとの差別化のためかお約束なヒーロー的キャラは(まだ?)登場せず、逆にサバイバル系で真っ先に死にそうな感情移入の難しい人ばかり。この面々で話は面白く転がっていくのかという不安が。
主人公にしても初恋の人にもんもんとするだけで、ここまではこれといった見せ場もなし。さらに妊娠中の妻を家に残しているという無駄に少年向けではない設定が変に今後の展開の足かせになったり、作者の意図しないところで物語を後味の悪いものにしてしまったりする予感もします。


まだ序盤も序盤なので、とりあえず盛り上がっていくことを期待。


(P.S.)

この漫画に限らないとるに足らないことですが、1箇所気になる表現が。ありえない風景に対して「CGでしょ?」という台詞。よく現実世界をベースにした漫画で登場人物が理解の範囲を超えたSFやファンタジーを目にしたとき、例えばGNTZやネギま!?等でも確認していますが、この手の台詞を見るといつからこの世界でレイア姫(3DCG)が実現しているのかと引っかかります。意図はわかるけれど
そういうのを現実に目の当たりにしてもその言葉は絶対に出てこないだろうと逆に現実に引き戻される感じ。「撮影」、「特撮」、「ドッキリ」、「幻覚」、「夢」いくつか慣用パターンはありますが、「CG」だけはなしです、多分。


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2009年04月12日 | コミック感想(2009発売) | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

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