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良かったコミック2013/ベスト50

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック年間ベスト  »2013年12月30日 更新

例年適当になっていき2012年はアップする機会すら失った年間のベスト記事ですが、
装丁のべストとこのマンの予想だけしかないと、作品が良かった話を全然していないことになる!
ということで2013年にはきちんと良かったコミックを、ランキング形式でどばどばっと紹介します。
ざくざくとした紹介を、今年の漫画ライフを振り返るお供にしてもらえれば幸いです。

●タイトルまたは画像をクリックするとamazonに飛びます。

【1】 放浪息子作者:志村貴子  出版:エンターブレイン 14,15巻(完結)


「このマンガがすごい、はこのマンガが面白いと言っていない」という意見を見かけると、オススメを投票する基準になっているので、だいたい面白い基準で選ばれているはずだよなと思いつつ、すごいマンガとは何かとも考える。10年に渡る連載で、女の子になりたい男の子、男の子になりたい女の子というナイーブな内容をぶれなく扱いつつ、キャラを小5から高2まで成長させて、ハッピーでもバッドでもなく、ただ登場人物達の幸せを願いたいようなラストで終わりを迎えることができたこの作品はすごい。と結局自分のなかで「すごい=自分なかの好き、面白い」に行き着いてしまう。まあそれはそれで、完結がさみしくめでたくて、さみしい。

【2】 どぶがわ
作者:池辺葵  出版:秋田書店  全1巻


高級住宅街の谷底に横たわる臭気漂う川、その川沿いのベンチで優雅なひと時を過ごす老婆と、住宅周辺の人々の群像劇。清貧な生活の中で人生を謳歌する老婆と悩みを抱えた人達の道がほんの一瞬重なって、それは気づかぬうちに人々の行く道にささやかな光を照らす。大きな事件もなく、人間模様の重ね方があまりにもささやかなのにとても効果的で印象的で心に残り、とあるシーンの演出の美しさには涙すら出そうになった。地味恐ろしい作品。

【3】 ひきだしにテラリウム
作者:九井諒子 出版:イースト・プレス 全1巻


最短2ページから最長11ページのショートショート33篇を収録した作品集。ファンタジーにSF,おとぎ話に不思議な話、とりとめのないお話と、それぞれの話に合う様に絵のタッチまで変えられ、その読み味は千差万別。1話あたりのページ数が少ないからといって1話あたりの密度が薄いわけではなく、むしろたった数ページでもこれだけの物語を創造することができるのかという感嘆は短編集よりも大きく、なおかつ次に次にと読み進められてしまうので、短時間で沢山の物語が通り過ぎておなかいっぱいになる不思議な幸福感も味わえた。

【4】 オンノジ
作者:施川ユウキ  出版:秋田書店  全1巻


突然誰もいなくなってしまった世界に取り残された少女と喋るフラミンゴ、ふたりぼっち4コマ。二人だけの世界をマイペースでギャルドに謳歌する少女、若干突っ込み側の鳥。寂しさとは無縁の無人シチュエーションギャグの中に、哲学的名問いかけやわれに返ったときの焦燥感が挟まれ、面白おかしくも時折叙情的。物語のけじめのつけ方がとにかく好きで、『自虐の詩』や『まつのべ!』あたりと一緒に、「終わりよいので全て良い」作品、と分類しておきたい。

【5】 僕は問題ありません
作者:宮崎 夏次系  出版:講談社  全1巻


短編集。『変身のニュース』は表紙の絵柄だけ見たら買わなそうな作品だったのが、話題になっていたので手に取ってみたら、予定がなくても次の作品が出たら必ず買う、そう思わせる作品で、次が出たので買ったら、やはり期待を裏切らなかった。加えて、雰囲気系と思っていたらそんなことはなく、変な人しか出てこないけれどもとてもドラマティックで、明確にストーリーを楽しむ作品であることは主張しておく。

放浪息子 15 (BEAM COMIX)どぶがわ (A.L.C.DX)ひきだしにテラリウムオンノジ (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス)僕は問題ありません (モーニングKC)


【6】 魔女と猫の話
作者:四宮 しの  出版:少年画報社 全1巻


魔女を志す少女と、猫のパートナー。少女達と猫、その出会いと成長のオムニバス。話の展開をファンタジーなギミックに押し付けすぎずに少女達の歩みを一押しするほどの距離感で非日常要素を混ぜ込んだ、丁寧で暖かいお話作りが素敵。「このマン」の予想でも適当に名前を出してみたが、この物語とファンタジーの距離感に紺野キタ『ひみつの階段』と共通する部分があり、どっちらかの作品が気に入ったら、もう一方を気に入り可能性も高いと予想している。

【7】 ぷらせぼくらぶ
作者:奥田 亜紀  出版:小学館 全1巻


「へちゃむくれでネガティブでナイーブな中学生の女の子・岡ちゃんほか、「平凡だけど、ほんのちょっとだけ特別でありたい。でもやっぱり特別なんかにはなれない」、そんな多感な中学生達を独特のタッチで描き出した連作短編集。 」と内容紹介を引用。自分の居場所に「あっち側」「こっち側」と線を引いて、後からすれば他愛もない、そのときの世界のすべてに押しつぶされそうになる、そんな中学生達の友情と成長の物語。ありがちと言えばありがち、しかし物語のひとりひとりがとても人間味にあふれ、共感してしまうので、物語が突き刺さり、心に入ってくる。連作短編集と銘打たれて沢山の物語を形成しているけれど、これらは明確に連なっていて、1冊が1作品としての重みを持っている。絵柄は雁須磨子と真造圭伍の中間、みたいな感じで(超適当)カバーの印象より読みやすかった、とオススメ。

【8】 スピリットサークル
作者:スピリットサークル  出版:少年画報社 2巻


輪廻転生ファンタジー。過去の因縁で転校生の少女に命を狙われる少年は、不思議な力で幾つもの「前の人生」を体験させられ、次第にその因果に引きずられていく。次第に明らかになる周りの(普通の)人物達との縁など、相変わらず小さい範囲で話を大きく広げるのが上手い。畳めると信頼できる大風呂敷漫画は強い。

【9】 ぱら★いぞ
作者:道満晴明  出版:ワニマガジン社 2巻(完結)


全2巻を下ネタと危険なパロディで駆け抜けた変態学園4コマ。下ネタと下ネタと下ネタしかないのに、きちんと作中時間が進んでいて青春成分があるやらないやらな感じで、ラストには新キャラが登場しつつ「未完」の文字が打たれるものの、最後まで読んでみて謎のすがすがしい余韻を感じることができた。

【10】 彼とカレット作者:tugeneko  出版: アスキー・メディアワークス


家事をしない家政婦ロボカレットさんが変態大学生とアパートで同居する、一応押しかけヒロイン系に分類できるオールカラー4コマ作品。主人公の全方位セクハラと、それに対する血の制裁がメインのネタで、とにかくリズムとテンポが良い。語彙の乏しいカレットさんによる安直な暴言も魅力的。マンガ一巻読破の管理人には低い評価を下され、虚構新聞の人には『「このマンガがすごい!」にランクインしなかったけど』的な記事で紹介されていたけれど、自分以外にあと3人くらい投票してたらランクインしてたんですよ!あと20人くらい投票していたら暗殺教室越えでしたよ!

魔女と猫の話 (ねこぱんちコミックス)ぷらせぼくらぶ (IKKI COMIX)スピリットサークル 02―魂環 (ヤングキングコミックス)ぱら☆いぞ2 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)彼とカレット。


【11】 惑星9の休日
作者:町田 洋  出版:祥伝社 全1巻


架空の田舎惑星で暮らす人々のオムニバス。とある部分の物語の演出に関わった装丁の工夫について今後の記事で語りたいけれども画像を出しても作品を読んだ人にしか伝わりそうも無いな…と悩ましい。

【12】 ツヅキくんと犬部のこと
作者:衿沢世衣子,片野ゆか  出版:秋田書店 全2巻


サンデーの『犬部!-ボクらのしっぽ戦記-』と共通の原作を持つ大学生の犬保護活動作品。犬・感動・涙という感じはなく、犬保護活動の楽しさ、苦しさ、挫折などを盛り込みながらすがすがしく読み終われて、また何気に犬の感情描写も上手く、良い青春動物ストーリーを楽しめた。

【13】 聲の形
作者: 大今 良時  出版:講談社 1巻


いじめと障害をテーマにして掲載され大きな反響を呼んだ読みきりの連載版。読みきり版をなぞった単行本1巻はもちろん良かったが、まだ見ぬその先の物語が始まった雑誌掲載分が面白くてとても期待値が大きい。

【14】
作者:松浦だるま  出版:講談社 1巻


その容姿で人々に疎まれ世の中を恨む大女優の娘が、不思議な口紅の力とキスで相手の容姿を奪う、ホラーサスペンス。顔を変えた相手が死んだら元に戻る、再びキスをすると元に戻る、とルールが明らかになっていくにつれ、大女優の母も同じことを…?とか主人公はどこに落ちつくのだろうかとか、謎や先の展開が気になる、異色のストーリーテリングが魅力。

【15】 リュウマのガゴウ
作者:宮下 裕樹  出版:少年画報社 3,4巻


リュウマの名を持つものと、荒廃した世界を蹂躙する怪物「白皮」との何世代にも渡る壮絶な戦いを描いた、ファンタジー作品。時系列がバラバラな状態で語られた物語の中にちりばめられた謎が徐々に明らかになってきて、盛り上がってきた。

惑星9の休日ツヅキくんと犬部のこと(上)聲の形(1) (少年マガジンコミックス)累(1) (イブニングKC)リュウマのガゴウ 4 (ヤングキングコミックス)


【16】 就職難!! ゾンビ取りガール
作者:福満 しげゆき  出版:講談社 1巻


ゾンビが街に溢れつつ、人類はそれなりになんとかなっている世界における、零細ゾンビ回収会社に勤める青年を主人公にした、ゾンビのいる日常作品。『生活』に続き、ヘタウマで派手さの無い絵によるスリリングなアクションが確立されていて、題材のわりにゆるい空気と、ここぞというときの緊迫感のバランスが絶妙。嫁系漫画やエッセイに裂かれるリソースがそこそこ憎い。

【17】 アリスと蔵六
作者:今井哲也  出版:徳間書店 1,2巻


研究施設から逃げ出してきた最強の超能力少女と、少女をかくまうことになった頑固じいさん。非日常あり、バイオレンスあり、でもじいさんは普通のじいさんでブレない、そういう作品。

【18】 神様がうそをつく。
作者:尾崎 かおり  出版:講談社 全1巻


「七尾なつるは東京から転校してきた小学6年生。クラスの女子に無視され、サッカーチームの新任コーチともソリが合わない。そんな時、大人びたクラスメイト・鈴村理生の、誰にも言えない秘密を知ることに…。夕立、お祭り、「とうふ」という名の白い猫。小学校最後の夏。少年少女のひそやかな冒険が始まる。」と、これを完結にまとめると「少年少女ひと夏の小さな冒険」になり、カバーイラストのイメージもその通りなんだけれども、展開が思いのほか重かった、良い意味で。

【19】 思春期ビターチェンジ
作者:将良  出版:ほるぷ出版 1巻


入れ替わって3年め。深刻な男女人格入れ替わり作品。作者のWEBサイト『迷彩バンビ』でその原型となる作品の結末まで掲載されているが、それがどう再構成されるか、どう結末まで至るのか、同じ結末を辿るのか、それだけでも読む価値はある。

【20】 不死身ラヴァーズ
作者:高木 ユーナ  出版:講談社 1,2巻


想いが通じると存在が消え、また別人として現れる“長谷部りの”と不屈の主人公のSFラブコメ。今、最も結末の気になる作品のうちの一つ。

就職難!! ゾンビ取りガール(1) (モーニングKC)アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC)思春期ビターチェンジ(1) (ポラリスCOMICS)不死身ラヴァーズ(1) (少年マガジンコミックス)


【21】 さよならタマちゃん
作者:武田 一義  出版:講談社 全1巻


「35歳漫画家アシスタントに突然襲いかかった病“精巣腫瘍”、いわゆる睾丸の癌。漫画家になる夢の前に立ちふさがった壁はあまりに大きすぎる。病を機に激変した生活を赤裸々に描く、リアル闘病記!」と、サイトあらすじ。これが1冊の本になっているという時点で色々ずるい。読むともれなくGANTZ作者の好感度アップが付いてくる。

【22】 三文未来の家庭訪問
作者:庄司 創  出版:講談社 全1巻


3作品収録された短編集。ファンタジーの方が似合いそうな絵柄で、ストーリーはややこしいSF。どれも発想(細かい世界観の組み立て)に唸らされた。

【23】 かくかくしかじか
作者:東村 アキコ  出版:集英社 2巻


東村アキコ先生の過去を、少女漫画家を目指し美大を目指すところからストーリー漫画のような体裁で振り返る、自伝エッセイ的な作品。感傷的な成分と、作者の持ち味的な何はなくともコミカルな成分のバランスが丁度良くて、自伝抜きでも面白く読める。とにかく「おまえらそのうち泣かす」オーラが出ている。

【24】 同人王
作者:牛帝, 株式会社ホップ・ロウ  出版:太田出版 全1巻


全裸ニートが「同人王に、俺はなる!」という作品。決して絵柄は上手くない、ヘタウマという表現すらあやしいのに(主観です)、読み始めると、その熱さと狂気にやられてハードカバーの分厚い1冊をあっという間に読み終えてしまう。マンガの上手さってなんだろう。

【25】 亜人
作者:桜井 画門  出版:講談社 1-3巻


「死なない」生物、「亜人」。ある日突然、自分が「亜人」と分かってしまった少年の物語。研究対象として人間に追われ、同じ亜人とも敵対し、その奇抜な設定で先が読めないことが魅力でもあり、不安でもある。このマンで3位を獲得し注目を浴びて、1位の『暗殺教室』などと一緒に「面白いのは1巻だけ」なんていう声の大きな人の意見を見かけたりもしたが、これは『進撃の巨人』の時も見た光景だった。

さよならタマちゃん (イブニングKC)三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)同人王亜人(1) (アフタヌーンKC)


【26】 クロスマネジ
作者:KAITO  出版:集英社 全5巻


サッカーをあきらめた少年が女子ラクロス部のマネージャーとして再びスポーツと向き合う青春ストーリー作品。打ち切りのような扱いを受けてしまったのは残念だけれども、基本的に上を目指すスポーツ物には、長期化、マンネリ、終わりどころ問題など茨の道が待っていると思うので、そういうモロモロをパスして、ジャンプ作品として5巻で惜しまれつつ綺麗に終わったのは逃げ切りの大勝利と言っていいと、個人的に思える。

【27】 甘々と稲妻
作者:雨隠 ギド  出版:講談社 1巻


ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師が、教え子・の女生徒と一緒にごはんを作って娘と3人で食べる、という料理付きほっこりストーリー付き。誰かのために料理して、みんなで食べる、そのときの美味しさを普通に表現する、そういう普通は強い。

【28】 みどりの星
作者:真造 圭伍  出版:小学館 1,2巻


カエルに似た住民の住む惑星に不時着した運送会社バイトの冒険SF。言うとネタバレになる世界観が面白い。

【29】 僕だけがいない街
作者:三部 けい  出版:角川書店 1-3巻


周囲に事件が起きそうになると、数分前の過去に戻ってしまう症状を持った青年漫画家と、彼の周囲で起こる血なまぐさい事件にまつわるタイムリープ系サスペンス。最後までこの面白さが持続することを願う。

【30】 王様達のヴァイキング
作者:さだやす, 深見 真  出版:小学館 1,2巻


ハッカー少年が投資家に見出されて新しい仕事を作り上げていく、新時代のスリリングビジネス作品。企業を狙ったクラッキングへの対策や、故人の遺したデータのパスワード解析など、この手の題材を取り扱う上で必要なリアリティ(取材、調査、知識部分)とこれらを面白くストーリーに組み込む漫画としての面白さ、その両方が揃っていて、とにかく読ませる。

クロス・マネジ 4 (ジャンプコミックス)甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)みどりの星 1 (ビッグコミックス)僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)


【31】 星のポン子と豆腐屋れい子
作者:トニー たけざき, 小原 愼司  出版:講談社 全1巻


「豆腐屋の子供・れい子とヒロシが出会った奇妙な生物ポン子は、なんと宇宙から来たセールスウーマンだった!? 店を建て直すために協力するというポン子だが、上手くいくのか」というあらすじは嘘をついていないが、限りなく詐欺くさい。

【32】 嘘解きレトリック
作者:都戸利津  出版:白泉社 1,2巻


ウソが聞き分けられる能力を持った女の子と探偵コンビによる、レトロモダンな爽やかミステリー。丁寧なお話作りと作画。これに、「嘘を聞き分ける能力」を表現する目からウロコ+汎用性の高い漫画ギミックが合わさって、フレッシュで安定した面白さを持つ作品に仕上がっている。

【33】 名探偵マーニー
作者:木々津克久  出版:秋田書店 2-6巻


日当5000円+経費。女子高生探偵の事件解決物。週刊少年誌の1話完結作品なので、遠回りな推理無しに、不思議な事象の解明や人の業や愛情がポンポンと解き明かされていく、そのもったいぶらないネタの消費、多彩な人間模様が魅力。

【34】 ナガサレール イエタテール
作者:ニコ・ニコルソン  出版:太田出版 全1巻


作者が津波でぼろぼろになった家族の家を建て直す、震災関連の実録エッセイ系作品。題材的に綺麗にまとまっていて感動、というのはあるけれども、作中で家族をハハルソン、ババルソンと呼ぶセンスなどを含めて、達者な漫画表現で読ませるポイントが多い。

【35】 アホガール
作者:ヒロユキ  出版:講談社 1,2巻


アホがアホであることをとことん突き詰めた4コマ。雑誌ではあまり真面目に読んでいなかったが、装丁で購入する必要があって買ったジャケ買いならぬジャケの為買いをして、きちんと読んでみたらあれ、こんなに面白かったっけ?と少し驚いた。

星のポン子と豆腐屋れい子 (アフタヌーンKC)嘘解きレトリック 1 (花とゆめCOMICS)名探偵マーニー 5 (少年チャンピオン・コミックス)ナガサレール イエタテールアホガール(1) (少年マガジンコミックス)


【36】 戦闘破壊学園ダンゲロス
作者:横田 卓馬, 架神 恭介   出版:講談社 3-4巻


魔人と呼ばれる覚醒した生徒達が学園で命をかけた能力バトルを繰り広げる、同名小説のコミカライズ作品。ハンターハンターや西尾維新をさらにこじらせたような色物でゲスい超厨二病能力ばかりが登場するが、『オナニーマスター黒沢』の作者の絵柄が上手いため、キワモノなのにまっとうで熱い壮絶バトルに仕上がっていて、話題になりそうだが意外に話題に上らない(このマン63位)

【37】 魔法少女・オブ・ジ・エンド
作者:佐藤 健太郎  出版:秋田書店 1-4巻


魔法少女の怪物とゾンビ化した被害者によって壊滅した街を生き抜くサバイバル。いかにもな流行の魔法少女とゾンビサバイバルを混ぜてみました的な作品。勢いがあって面白いけれど、勢いが全てで収拾付かないんじゃないかな~と思っていたら、意外にもしっかりストーリーがしっかりと展開していき、収拾付きそうなゾンビ漫画の本命に躍り出た。

【38】 地球戦争
作者:小原愼司  出版:小学館 1,2巻


H.G.ウェルズの『宇宙戦争』を直接のモチーフとした、19世紀のロンドンに宇宙人が襲来するパニック・サバイバル系のSF作品。ケレン味が利いていて、適度に絶望的。

【39】 ホテルポパン
作者:有間しのぶ  出版:講談社 全2巻


山の中に建つホテルポパンを舞台にした物語。訳アリ従業員たちとお客さん達の暖かい人間模様。

【40】 おもいでだま
作者:荒井 ママレ  出版:小学館 3-4巻(完結)


記憶を取り出して保存できる不思議なキャンディーを巡る、オムニバスSF。オムニバス形式を続けつつ、物語を閉じるべく本筋も解決。SFな設定を生かしきって美しく物語が完結した。

戦闘破壊学園ダンゲロス(4) (ヤングマガジンコミックス)魔法少女・オブ・ジ・エンド 1 (少年チャンピオン・コミックス)地球戦争 1 (ビッグ コミックス)ホテルポパン(1) (KCデラックス)おもいでだま 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)


【41】 予告犯
作者:筒井 哲也  出版:集英社 3巻(完結)


WEB上のメディアを利用して予告と犯罪を繰り返す男達と、それを追う警察。インターネットどっぷりの現在サスペンス。『マンホール』と同じく、他作品の万能キャラがちょろっと出て活躍する、ある種のファンサービスがどうしても好きになれないが、それを上回ってラストが綺麗に終わった。

【42】 死人の声をきくがよい
作者:ひよどり祥子  出版:秋田書店  2,3巻


幽霊ヒロイン(幼馴染)に取りつかれた少年が行く先々でオカルト事件に巻き込まれる1話完結ホラー。アホみたいな数の死人を出しつつ、なんやかんやで主人公は生き残る、とても古きよき、そして古臭くないホラー作品。無表情で無言の幽霊ヒロインがとにかく可愛い。

【43】 のぼさんとカノジョ?
作者:モリコロス  出版:徳間書店 1,2巻


アパートで一人暮らし、しかし幽霊と同居している?大学生のお話。姿は見えない、声も聞こえない。でも、ホワイトボードを介して会話して、ふわふわと料理もしてくれる彼女が確かに愛らしい、という不思議な感覚を提供してくれる、一風変わったラブコメ作品。

【44】 高台家の人々
作者:森本梢子  出版:集英社 1巻


人の思考が読めてしまう3兄妹弟に、その長男とお付き合いするアホ妄想趣味の地味系女子、不思議ラブ・コメディ。『脳内ポイズンベリー』の対極。

【45】 蒼き鋼のアルペジオ
作者:Ark Performance  出版:少年画報社 7,8巻


アニメ化が決定したのを機会に積んであった本作を読み始めたらこれが面白いのなんので、何で買ってからすぐ読まなかったのかと後悔するのはよくある話。

予告犯 3 (ヤングジャンプコミックス)死人の声をきくがよい(3)~ここが地獄だ! ! 編~ (チャンピオンREDコミックス)のぼさんとカノジョ? 1 (ゼノンコミックス)高台家の人々 1 (マーガレットコミックス)蒼き鋼のアルペジオ 7巻 (ヤングキングコミックス)


【46】 補助隊モズクス
作者:高田 築   出版:エンターブレイン 1,2巻


現代社会に潜む人間寄生型の怪物「倫虫」に式神を使役する人間が挑むアクション作品。グロテスクがありつつほどよくコミカル。「契約した式神(3匹)が全滅すると契約者も死亡する」という設定が特徴で、先が気になる。

【47】 花と落雷
作者:渡辺 カナ  出版:集英社 全2巻


やさしい気持ちになれた全2巻。

【48】 その男、甘党につき
作者:えすとえむ  出版:太田出版 全1巻


ショコラ好きの男と、その周囲の悩める人々のお話。エロティックでオシャレでほっこり、高級の雰囲気漫画。

【49】 林檎の木を植える
作者:志村 志保子  出版:集英社 全1巻


事故死した少女の友人3人、少女の角膜を移植され、少女の見ていた過去が目に映るようになった女性。死んだ少女の想いとは…という作品。

【50】 飯田橋のふたばちゃん
作者:横山 了一, 加藤 マユミ  出版:双葉社 1巻


出版社擬人化4コマ。各出版社の代表作や会社関係、世間を賑わせた事件などがキャラの性格や言動に反映された毒のあるギャグ作品で、ネタが広く一通りの主要出版社を押さえていればそこそこ分かりやすく楽しめる。

補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)花と落雷 1 (マーガレットコミックス)その男、甘党につき林檎の木を植える (マーガレットコミックス)飯田橋のふたばちゃん(1) (アクションコミックス)


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2013年12月30日 | コミック年間ベスト | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

ジャケ買いの種(2013年12月後半)

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:最近の気になる装丁  »2013年12月29日 更新

前回次回



最近装丁の気になった、発売中/発売予定のコミックを、
アマゾンの特大書影を使って無造作に並べておく個人用メモです。
順不同。

※ページが長いです。続きを読むからご覧ください。



【続きを読む】

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2013年12月29日 | 最近の気になる装丁 | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

2014年1月 気になるコミック新刊チェック

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック発売日  »2013年12月28日 更新

2014年1月、気になるコミックの新刊チェック。
BOOKS INDEXまんが王倶楽部参照)

(注)リンク先はamazonの検索結果です。


4  となりの関くん 5   森繁 拓真
4  テガミバチ 17   浅田 弘幸
4  JoJonium 3   荒木 飛呂彦
4  ニセコイ 10   古味 直志
4  ハイキュー!! 9   古舘 春一
4  夏目友人帳 17   緑川 ゆき
6  ミュージアム 2   巴 亮介
7  なにかもちがってますか 4   鬼頭 莫宏
7  初恋モンスター 2   日吉丸 晃
7  小森さんは断れない! 2   クール教信者
8  名探偵マーニー 7   木々津 克久
8  弱虫ペダル 32   渡辺 航
8  銀の匙 Silver Spoon 10   荒川 弘
9  ゆうやみ特攻隊 12   押切 蓮介
9  惡の華 10   押見 修造
9  BTOOOM! 13   井上 淳哉
9  いつかティファニーで朝食を 4   マキ ヒロチ
10 かみのすまうところ。 3   有永 イネ
10 となりの怪物くん 13   ろびこ
10 町でうわさの天狗の子 12   岩本 ナオ
10 7SEEDS 26   田村 由美
10 タケヲちゃん物怪録 5   とよ田 みのる
10 すみっこの空さん 5   たなか のか
14 瑪瑙之竜 4   長澤 真
14 ハクメイとミコチ 2   樫木 祐人
14 星屑ニーナ 4   福島 聡
14 乙嫁語り 6   森 薫
15 思春期ビターチェンジ 2   将良
16 青春しょんぼりクラブ 7   アサダ ニッキ
17 四月は君の嘘 8   新川 直司
17 聲の形 2   大今 良時
17 ベイビーステップ 29   勝木 光
17 我妻さんは俺のヨメ 9   西木田 景志/蔵石 ユウ
17 神さまの言うとおり弐 5   藤村 緋二/金城 宗幸
17 DAYS 4   安田 剛士
17 東京喰種 トーキョーグール 10   石田 スイ
17 群青戦記グンジョーセンキ 1   笠原 真樹
17 みにくいカエルの娘 1   小林 嵩人
17 キングダム 33   原 泰久
17 世界鬼 5   岡部 閏
17 角刈りすずめ 完全版   KICHIJO
22 月刊少女野崎くん 4   椿 いづみ
23 宝石の国 2   市川 春子
23 累 2   松浦 だるま
23 異法人 2   山本 松季
24 かくかくしかじか 3   東村 アキコ
24 トーチソング・エコロジー 3(完)   いくえみ 綾
25 目玉焼きの黄身 いつつぶす? 2   おおひなた ごう
25 Landreaall 23   おがき ちか
25 ディメンションW 5   岩原 裕二
28 富士山さんは思春期 3   オジロ マコト
30 地球戦争 3   小原 愼司
30 王様達のヴァイキング 3   さだやす/深見 真
30 たべるダケ 4   高田 サンコ
30 すみれファンファーレ 4   松島 直子

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2013年12月28日 | コミック発売日 | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP