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良かったコミック2013/ベスト50

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック年間ベスト  »2013年12月30日 更新

例年適当になっていき2012年はアップする機会すら失った年間のベスト記事ですが、
装丁のべストとこのマンの予想だけしかないと、作品が良かった話を全然していないことになる!
ということで2013年にはきちんと良かったコミックを、ランキング形式でどばどばっと紹介します。
ざくざくとした紹介を、今年の漫画ライフを振り返るお供にしてもらえれば幸いです。

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【1】 放浪息子作者:志村貴子  出版:エンターブレイン 14,15巻(完結)


「このマンガがすごい、はこのマンガが面白いと言っていない」という意見を見かけると、オススメを投票する基準になっているので、だいたい面白い基準で選ばれているはずだよなと思いつつ、すごいマンガとは何かとも考える。10年に渡る連載で、女の子になりたい男の子、男の子になりたい女の子というナイーブな内容をぶれなく扱いつつ、キャラを小5から高2まで成長させて、ハッピーでもバッドでもなく、ただ登場人物達の幸せを願いたいようなラストで終わりを迎えることができたこの作品はすごい。と結局自分のなかで「すごい=自分なかの好き、面白い」に行き着いてしまう。まあそれはそれで、完結がさみしくめでたくて、さみしい。

【2】 どぶがわ
作者:池辺葵  出版:秋田書店  全1巻


高級住宅街の谷底に横たわる臭気漂う川、その川沿いのベンチで優雅なひと時を過ごす老婆と、住宅周辺の人々の群像劇。清貧な生活の中で人生を謳歌する老婆と悩みを抱えた人達の道がほんの一瞬重なって、それは気づかぬうちに人々の行く道にささやかな光を照らす。大きな事件もなく、人間模様の重ね方があまりにもささやかなのにとても効果的で印象的で心に残り、とあるシーンの演出の美しさには涙すら出そうになった。地味恐ろしい作品。

【3】 ひきだしにテラリウム
作者:九井諒子 出版:イースト・プレス 全1巻


最短2ページから最長11ページのショートショート33篇を収録した作品集。ファンタジーにSF,おとぎ話に不思議な話、とりとめのないお話と、それぞれの話に合う様に絵のタッチまで変えられ、その読み味は千差万別。1話あたりのページ数が少ないからといって1話あたりの密度が薄いわけではなく、むしろたった数ページでもこれだけの物語を創造することができるのかという感嘆は短編集よりも大きく、なおかつ次に次にと読み進められてしまうので、短時間で沢山の物語が通り過ぎておなかいっぱいになる不思議な幸福感も味わえた。

【4】 オンノジ
作者:施川ユウキ  出版:秋田書店  全1巻


突然誰もいなくなってしまった世界に取り残された少女と喋るフラミンゴ、ふたりぼっち4コマ。二人だけの世界をマイペースでギャルドに謳歌する少女、若干突っ込み側の鳥。寂しさとは無縁の無人シチュエーションギャグの中に、哲学的名問いかけやわれに返ったときの焦燥感が挟まれ、面白おかしくも時折叙情的。物語のけじめのつけ方がとにかく好きで、『自虐の詩』や『まつのべ!』あたりと一緒に、「終わりよいので全て良い」作品、と分類しておきたい。

【5】 僕は問題ありません
作者:宮崎 夏次系  出版:講談社  全1巻


短編集。『変身のニュース』は表紙の絵柄だけ見たら買わなそうな作品だったのが、話題になっていたので手に取ってみたら、予定がなくても次の作品が出たら必ず買う、そう思わせる作品で、次が出たので買ったら、やはり期待を裏切らなかった。加えて、雰囲気系と思っていたらそんなことはなく、変な人しか出てこないけれどもとてもドラマティックで、明確にストーリーを楽しむ作品であることは主張しておく。

放浪息子 15 (BEAM COMIX)どぶがわ (A.L.C.DX)ひきだしにテラリウムオンノジ (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス)僕は問題ありません (モーニングKC)


【6】 魔女と猫の話
作者:四宮 しの  出版:少年画報社 全1巻


魔女を志す少女と、猫のパートナー。少女達と猫、その出会いと成長のオムニバス。話の展開をファンタジーなギミックに押し付けすぎずに少女達の歩みを一押しするほどの距離感で非日常要素を混ぜ込んだ、丁寧で暖かいお話作りが素敵。「このマン」の予想でも適当に名前を出してみたが、この物語とファンタジーの距離感に紺野キタ『ひみつの階段』と共通する部分があり、どっちらかの作品が気に入ったら、もう一方を気に入り可能性も高いと予想している。

【7】 ぷらせぼくらぶ
作者:奥田 亜紀  出版:小学館 全1巻


「へちゃむくれでネガティブでナイーブな中学生の女の子・岡ちゃんほか、「平凡だけど、ほんのちょっとだけ特別でありたい。でもやっぱり特別なんかにはなれない」、そんな多感な中学生達を独特のタッチで描き出した連作短編集。 」と内容紹介を引用。自分の居場所に「あっち側」「こっち側」と線を引いて、後からすれば他愛もない、そのときの世界のすべてに押しつぶされそうになる、そんな中学生達の友情と成長の物語。ありがちと言えばありがち、しかし物語のひとりひとりがとても人間味にあふれ、共感してしまうので、物語が突き刺さり、心に入ってくる。連作短編集と銘打たれて沢山の物語を形成しているけれど、これらは明確に連なっていて、1冊が1作品としての重みを持っている。絵柄は雁須磨子と真造圭伍の中間、みたいな感じで(超適当)カバーの印象より読みやすかった、とオススメ。

【8】 スピリットサークル
作者:スピリットサークル  出版:少年画報社 2巻


輪廻転生ファンタジー。過去の因縁で転校生の少女に命を狙われる少年は、不思議な力で幾つもの「前の人生」を体験させられ、次第にその因果に引きずられていく。次第に明らかになる周りの(普通の)人物達との縁など、相変わらず小さい範囲で話を大きく広げるのが上手い。畳めると信頼できる大風呂敷漫画は強い。

【9】 ぱら★いぞ
作者:道満晴明  出版:ワニマガジン社 2巻(完結)


全2巻を下ネタと危険なパロディで駆け抜けた変態学園4コマ。下ネタと下ネタと下ネタしかないのに、きちんと作中時間が進んでいて青春成分があるやらないやらな感じで、ラストには新キャラが登場しつつ「未完」の文字が打たれるものの、最後まで読んでみて謎のすがすがしい余韻を感じることができた。

【10】 彼とカレット作者:tugeneko  出版: アスキー・メディアワークス


家事をしない家政婦ロボカレットさんが変態大学生とアパートで同居する、一応押しかけヒロイン系に分類できるオールカラー4コマ作品。主人公の全方位セクハラと、それに対する血の制裁がメインのネタで、とにかくリズムとテンポが良い。語彙の乏しいカレットさんによる安直な暴言も魅力的。マンガ一巻読破の管理人には低い評価を下され、虚構新聞の人には『「このマンガがすごい!」にランクインしなかったけど』的な記事で紹介されていたけれど、自分以外にあと3人くらい投票してたらランクインしてたんですよ!あと20人くらい投票していたら暗殺教室越えでしたよ!

魔女と猫の話 (ねこぱんちコミックス)ぷらせぼくらぶ (IKKI COMIX)スピリットサークル 02―魂環 (ヤングキングコミックス)ぱら☆いぞ2 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)彼とカレット。


【11】 惑星9の休日
作者:町田 洋  出版:祥伝社 全1巻


架空の田舎惑星で暮らす人々のオムニバス。とある部分の物語の演出に関わった装丁の工夫について今後の記事で語りたいけれども画像を出しても作品を読んだ人にしか伝わりそうも無いな…と悩ましい。

【12】 ツヅキくんと犬部のこと
作者:衿沢世衣子,片野ゆか  出版:秋田書店 全2巻


サンデーの『犬部!-ボクらのしっぽ戦記-』と共通の原作を持つ大学生の犬保護活動作品。犬・感動・涙という感じはなく、犬保護活動の楽しさ、苦しさ、挫折などを盛り込みながらすがすがしく読み終われて、また何気に犬の感情描写も上手く、良い青春動物ストーリーを楽しめた。

【13】 聲の形
作者: 大今 良時  出版:講談社 1巻


いじめと障害をテーマにして掲載され大きな反響を呼んだ読みきりの連載版。読みきり版をなぞった単行本1巻はもちろん良かったが、まだ見ぬその先の物語が始まった雑誌掲載分が面白くてとても期待値が大きい。

【14】
作者:松浦だるま  出版:講談社 1巻


その容姿で人々に疎まれ世の中を恨む大女優の娘が、不思議な口紅の力とキスで相手の容姿を奪う、ホラーサスペンス。顔を変えた相手が死んだら元に戻る、再びキスをすると元に戻る、とルールが明らかになっていくにつれ、大女優の母も同じことを…?とか主人公はどこに落ちつくのだろうかとか、謎や先の展開が気になる、異色のストーリーテリングが魅力。

【15】 リュウマのガゴウ
作者:宮下 裕樹  出版:少年画報社 3,4巻


リュウマの名を持つものと、荒廃した世界を蹂躙する怪物「白皮」との何世代にも渡る壮絶な戦いを描いた、ファンタジー作品。時系列がバラバラな状態で語られた物語の中にちりばめられた謎が徐々に明らかになってきて、盛り上がってきた。

惑星9の休日ツヅキくんと犬部のこと(上)聲の形(1) (少年マガジンコミックス)累(1) (イブニングKC)リュウマのガゴウ 4 (ヤングキングコミックス)


【16】 就職難!! ゾンビ取りガール
作者:福満 しげゆき  出版:講談社 1巻


ゾンビが街に溢れつつ、人類はそれなりになんとかなっている世界における、零細ゾンビ回収会社に勤める青年を主人公にした、ゾンビのいる日常作品。『生活』に続き、ヘタウマで派手さの無い絵によるスリリングなアクションが確立されていて、題材のわりにゆるい空気と、ここぞというときの緊迫感のバランスが絶妙。嫁系漫画やエッセイに裂かれるリソースがそこそこ憎い。

【17】 アリスと蔵六
作者:今井哲也  出版:徳間書店 1,2巻


研究施設から逃げ出してきた最強の超能力少女と、少女をかくまうことになった頑固じいさん。非日常あり、バイオレンスあり、でもじいさんは普通のじいさんでブレない、そういう作品。

【18】 神様がうそをつく。
作者:尾崎 かおり  出版:講談社 全1巻


「七尾なつるは東京から転校してきた小学6年生。クラスの女子に無視され、サッカーチームの新任コーチともソリが合わない。そんな時、大人びたクラスメイト・鈴村理生の、誰にも言えない秘密を知ることに…。夕立、お祭り、「とうふ」という名の白い猫。小学校最後の夏。少年少女のひそやかな冒険が始まる。」と、これを完結にまとめると「少年少女ひと夏の小さな冒険」になり、カバーイラストのイメージもその通りなんだけれども、展開が思いのほか重かった、良い意味で。

【19】 思春期ビターチェンジ
作者:将良  出版:ほるぷ出版 1巻


入れ替わって3年め。深刻な男女人格入れ替わり作品。作者のWEBサイト『迷彩バンビ』でその原型となる作品の結末まで掲載されているが、それがどう再構成されるか、どう結末まで至るのか、同じ結末を辿るのか、それだけでも読む価値はある。

【20】 不死身ラヴァーズ
作者:高木 ユーナ  出版:講談社 1,2巻


想いが通じると存在が消え、また別人として現れる“長谷部りの”と不屈の主人公のSFラブコメ。今、最も結末の気になる作品のうちの一つ。

就職難!! ゾンビ取りガール(1) (モーニングKC)アリスと蔵六 1 (リュウコミックス)神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC)思春期ビターチェンジ(1) (ポラリスCOMICS)不死身ラヴァーズ(1) (少年マガジンコミックス)


【21】 さよならタマちゃん
作者:武田 一義  出版:講談社 全1巻


「35歳漫画家アシスタントに突然襲いかかった病“精巣腫瘍”、いわゆる睾丸の癌。漫画家になる夢の前に立ちふさがった壁はあまりに大きすぎる。病を機に激変した生活を赤裸々に描く、リアル闘病記!」と、サイトあらすじ。これが1冊の本になっているという時点で色々ずるい。読むともれなくGANTZ作者の好感度アップが付いてくる。

【22】 三文未来の家庭訪問
作者:庄司 創  出版:講談社 全1巻


3作品収録された短編集。ファンタジーの方が似合いそうな絵柄で、ストーリーはややこしいSF。どれも発想(細かい世界観の組み立て)に唸らされた。

【23】 かくかくしかじか
作者:東村 アキコ  出版:集英社 2巻


東村アキコ先生の過去を、少女漫画家を目指し美大を目指すところからストーリー漫画のような体裁で振り返る、自伝エッセイ的な作品。感傷的な成分と、作者の持ち味的な何はなくともコミカルな成分のバランスが丁度良くて、自伝抜きでも面白く読める。とにかく「おまえらそのうち泣かす」オーラが出ている。

【24】 同人王
作者:牛帝, 株式会社ホップ・ロウ  出版:太田出版 全1巻


全裸ニートが「同人王に、俺はなる!」という作品。決して絵柄は上手くない、ヘタウマという表現すらあやしいのに(主観です)、読み始めると、その熱さと狂気にやられてハードカバーの分厚い1冊をあっという間に読み終えてしまう。マンガの上手さってなんだろう。

【25】 亜人
作者:桜井 画門  出版:講談社 1-3巻


「死なない」生物、「亜人」。ある日突然、自分が「亜人」と分かってしまった少年の物語。研究対象として人間に追われ、同じ亜人とも敵対し、その奇抜な設定で先が読めないことが魅力でもあり、不安でもある。このマンで3位を獲得し注目を浴びて、1位の『暗殺教室』などと一緒に「面白いのは1巻だけ」なんていう声の大きな人の意見を見かけたりもしたが、これは『進撃の巨人』の時も見た光景だった。

さよならタマちゃん (イブニングKC)三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)同人王亜人(1) (アフタヌーンKC)


【26】 クロスマネジ
作者:KAITO  出版:集英社 全5巻


サッカーをあきらめた少年が女子ラクロス部のマネージャーとして再びスポーツと向き合う青春ストーリー作品。打ち切りのような扱いを受けてしまったのは残念だけれども、基本的に上を目指すスポーツ物には、長期化、マンネリ、終わりどころ問題など茨の道が待っていると思うので、そういうモロモロをパスして、ジャンプ作品として5巻で惜しまれつつ綺麗に終わったのは逃げ切りの大勝利と言っていいと、個人的に思える。

【27】 甘々と稲妻
作者:雨隠 ギド  出版:講談社 1巻


ひとりで娘の子育てに奮戦する数学教師が、教え子・の女生徒と一緒にごはんを作って娘と3人で食べる、という料理付きほっこりストーリー付き。誰かのために料理して、みんなで食べる、そのときの美味しさを普通に表現する、そういう普通は強い。

【28】 みどりの星
作者:真造 圭伍  出版:小学館 1,2巻


カエルに似た住民の住む惑星に不時着した運送会社バイトの冒険SF。言うとネタバレになる世界観が面白い。

【29】 僕だけがいない街
作者:三部 けい  出版:角川書店 1-3巻


周囲に事件が起きそうになると、数分前の過去に戻ってしまう症状を持った青年漫画家と、彼の周囲で起こる血なまぐさい事件にまつわるタイムリープ系サスペンス。最後までこの面白さが持続することを願う。

【30】 王様達のヴァイキング
作者:さだやす, 深見 真  出版:小学館 1,2巻


ハッカー少年が投資家に見出されて新しい仕事を作り上げていく、新時代のスリリングビジネス作品。企業を狙ったクラッキングへの対策や、故人の遺したデータのパスワード解析など、この手の題材を取り扱う上で必要なリアリティ(取材、調査、知識部分)とこれらを面白くストーリーに組み込む漫画としての面白さ、その両方が揃っていて、とにかく読ませる。

クロス・マネジ 4 (ジャンプコミックス)甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)みどりの星 1 (ビッグコミックス)僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)


【31】 星のポン子と豆腐屋れい子
作者:トニー たけざき, 小原 愼司  出版:講談社 全1巻


「豆腐屋の子供・れい子とヒロシが出会った奇妙な生物ポン子は、なんと宇宙から来たセールスウーマンだった!? 店を建て直すために協力するというポン子だが、上手くいくのか」というあらすじは嘘をついていないが、限りなく詐欺くさい。

【32】 嘘解きレトリック
作者:都戸利津  出版:白泉社 1,2巻


ウソが聞き分けられる能力を持った女の子と探偵コンビによる、レトロモダンな爽やかミステリー。丁寧なお話作りと作画。これに、「嘘を聞き分ける能力」を表現する目からウロコ+汎用性の高い漫画ギミックが合わさって、フレッシュで安定した面白さを持つ作品に仕上がっている。

【33】 名探偵マーニー
作者:木々津克久  出版:秋田書店 2-6巻


日当5000円+経費。女子高生探偵の事件解決物。週刊少年誌の1話完結作品なので、遠回りな推理無しに、不思議な事象の解明や人の業や愛情がポンポンと解き明かされていく、そのもったいぶらないネタの消費、多彩な人間模様が魅力。

【34】 ナガサレール イエタテール
作者:ニコ・ニコルソン  出版:太田出版 全1巻


作者が津波でぼろぼろになった家族の家を建て直す、震災関連の実録エッセイ系作品。題材的に綺麗にまとまっていて感動、というのはあるけれども、作中で家族をハハルソン、ババルソンと呼ぶセンスなどを含めて、達者な漫画表現で読ませるポイントが多い。

【35】 アホガール
作者:ヒロユキ  出版:講談社 1,2巻


アホがアホであることをとことん突き詰めた4コマ。雑誌ではあまり真面目に読んでいなかったが、装丁で購入する必要があって買ったジャケ買いならぬジャケの為買いをして、きちんと読んでみたらあれ、こんなに面白かったっけ?と少し驚いた。

星のポン子と豆腐屋れい子 (アフタヌーンKC)嘘解きレトリック 1 (花とゆめCOMICS)名探偵マーニー 5 (少年チャンピオン・コミックス)ナガサレール イエタテールアホガール(1) (少年マガジンコミックス)


【36】 戦闘破壊学園ダンゲロス
作者:横田 卓馬, 架神 恭介   出版:講談社 3-4巻


魔人と呼ばれる覚醒した生徒達が学園で命をかけた能力バトルを繰り広げる、同名小説のコミカライズ作品。ハンターハンターや西尾維新をさらにこじらせたような色物でゲスい超厨二病能力ばかりが登場するが、『オナニーマスター黒沢』の作者の絵柄が上手いため、キワモノなのにまっとうで熱い壮絶バトルに仕上がっていて、話題になりそうだが意外に話題に上らない(このマン63位)

【37】 魔法少女・オブ・ジ・エンド
作者:佐藤 健太郎  出版:秋田書店 1-4巻


魔法少女の怪物とゾンビ化した被害者によって壊滅した街を生き抜くサバイバル。いかにもな流行の魔法少女とゾンビサバイバルを混ぜてみました的な作品。勢いがあって面白いけれど、勢いが全てで収拾付かないんじゃないかな~と思っていたら、意外にもしっかりストーリーがしっかりと展開していき、収拾付きそうなゾンビ漫画の本命に躍り出た。

【38】 地球戦争
作者:小原愼司  出版:小学館 1,2巻


H.G.ウェルズの『宇宙戦争』を直接のモチーフとした、19世紀のロンドンに宇宙人が襲来するパニック・サバイバル系のSF作品。ケレン味が利いていて、適度に絶望的。

【39】 ホテルポパン
作者:有間しのぶ  出版:講談社 全2巻


山の中に建つホテルポパンを舞台にした物語。訳アリ従業員たちとお客さん達の暖かい人間模様。

【40】 おもいでだま
作者:荒井 ママレ  出版:小学館 3-4巻(完結)


記憶を取り出して保存できる不思議なキャンディーを巡る、オムニバスSF。オムニバス形式を続けつつ、物語を閉じるべく本筋も解決。SFな設定を生かしきって美しく物語が完結した。

戦闘破壊学園ダンゲロス(4) (ヤングマガジンコミックス)魔法少女・オブ・ジ・エンド 1 (少年チャンピオン・コミックス)地球戦争 1 (ビッグ コミックス)ホテルポパン(1) (KCデラックス)おもいでだま 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)


【41】 予告犯
作者:筒井 哲也  出版:集英社 3巻(完結)


WEB上のメディアを利用して予告と犯罪を繰り返す男達と、それを追う警察。インターネットどっぷりの現在サスペンス。『マンホール』と同じく、他作品の万能キャラがちょろっと出て活躍する、ある種のファンサービスがどうしても好きになれないが、それを上回ってラストが綺麗に終わった。

【42】 死人の声をきくがよい
作者:ひよどり祥子  出版:秋田書店  2,3巻


幽霊ヒロイン(幼馴染)に取りつかれた少年が行く先々でオカルト事件に巻き込まれる1話完結ホラー。アホみたいな数の死人を出しつつ、なんやかんやで主人公は生き残る、とても古きよき、そして古臭くないホラー作品。無表情で無言の幽霊ヒロインがとにかく可愛い。

【43】 のぼさんとカノジョ?
作者:モリコロス  出版:徳間書店 1,2巻


アパートで一人暮らし、しかし幽霊と同居している?大学生のお話。姿は見えない、声も聞こえない。でも、ホワイトボードを介して会話して、ふわふわと料理もしてくれる彼女が確かに愛らしい、という不思議な感覚を提供してくれる、一風変わったラブコメ作品。

【44】 高台家の人々
作者:森本梢子  出版:集英社 1巻


人の思考が読めてしまう3兄妹弟に、その長男とお付き合いするアホ妄想趣味の地味系女子、不思議ラブ・コメディ。『脳内ポイズンベリー』の対極。

【45】 蒼き鋼のアルペジオ
作者:Ark Performance  出版:少年画報社 7,8巻


アニメ化が決定したのを機会に積んであった本作を読み始めたらこれが面白いのなんので、何で買ってからすぐ読まなかったのかと後悔するのはよくある話。

予告犯 3 (ヤングジャンプコミックス)死人の声をきくがよい(3)~ここが地獄だ! ! 編~ (チャンピオンREDコミックス)のぼさんとカノジョ? 1 (ゼノンコミックス)高台家の人々 1 (マーガレットコミックス)蒼き鋼のアルペジオ 7巻 (ヤングキングコミックス)


【46】 補助隊モズクス
作者:高田 築   出版:エンターブレイン 1,2巻


現代社会に潜む人間寄生型の怪物「倫虫」に式神を使役する人間が挑むアクション作品。グロテスクがありつつほどよくコミカル。「契約した式神(3匹)が全滅すると契約者も死亡する」という設定が特徴で、先が気になる。

【47】 花と落雷
作者:渡辺 カナ  出版:集英社 全2巻


やさしい気持ちになれた全2巻。

【48】 その男、甘党につき
作者:えすとえむ  出版:太田出版 全1巻


ショコラ好きの男と、その周囲の悩める人々のお話。エロティックでオシャレでほっこり、高級の雰囲気漫画。

【49】 林檎の木を植える
作者:志村 志保子  出版:集英社 全1巻


事故死した少女の友人3人、少女の角膜を移植され、少女の見ていた過去が目に映るようになった女性。死んだ少女の想いとは…という作品。

【50】 飯田橋のふたばちゃん
作者:横山 了一, 加藤 マユミ  出版:双葉社 1巻


出版社擬人化4コマ。各出版社の代表作や会社関係、世間を賑わせた事件などがキャラの性格や言動に反映された毒のあるギャグ作品で、ネタが広く一通りの主要出版社を押さえていればそこそこ分かりやすく楽しめる。

補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)花と落雷 1 (マーガレットコミックス)その男、甘党につき林檎の木を植える (マーガレットコミックス)飯田橋のふたばちゃん(1) (アクションコミックス)



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2013年12月30日 | コミック年間ベスト | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

良かったコミック2011/ベスト50

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック年間ベスト  »2012年05月01日 更新

昨年(2011年)の面白かった作品ベスト50です。
コメントをうめようと思って気づけば4月。
タスクがたまりすぎていて、埋めていくと2013年になってしまいそうな
悪寒さえするのでコメントなしでアップしてしまいます。
今眺めても十分面白かったと言えるものを集めましたので、
ご参考まで。

(半端に4作品だけコメントが埋まっています)

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【第1位】 友達100人できるかな 5巻(完)

友達100人できるかな(5) (アフタヌーンKC)作者:とよ田みのる
出版:講談社


友達が100人できなければ宇宙人に侵略されてしまう地球。理不尽に地球の命運を背負ってしまった教師が少年に戻り、地球の命運をかけてパラレルワールドの少年時代で友達作りを行う…というストーリー。1話完結で、誰かと友情をはぐくんでいってラストで友達になれるという形式を取っていて、「クラスメイトを一人一人攻略してくのかな」なんていう安直な予想をしていた当初。しかし、例えば人間以外と友達になってしまう・・・など直球より変化球エピソードの方が多いんじゃないかという意外性と、その一話一話の切り口の工夫など、予想はいい方に裏切られ、2巻ぐらいで完璧に物語にハマっていた。3・4巻と勢いをとどめることなく、5巻、そこでまさかの完結。どうやら予定よりは駆け足で物語を閉じることにしまった様子。そんな感じで、5巻は、このストーリーを完結させるのに避けて通ることのできないパラレルワールドの「別れの話」にシフトしていった。正直、あと何巻で読んでみたいと思えるほどこれまでのエピソードがよくできていたので急な完結は残念だったけれども、「別れ」の部分を誠意ある形で描ききってくれた、その鮮やかな最後に文句をつけることはできない。


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【第2位】 鈴木先生 11巻

鈴木先生(11) (アクションコミックス)作者:武富健治
出版:双葉社




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【第3位】 花もて語れ 2・3巻

花もて語れ 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)作者:片山ユキヲ,東百道
出版:小学館




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【第4位】 ハルシオン・ランチ 2巻(完)

ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)作者:沙村広明
出版:講談社




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【第5位】 竜の学校は山の上 九井諒子作品集

竜の学校は山の上 九井諒子作品集作者:九井諒子
出版:イースト・プレス






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【第6位】 鉄楽レトラ 1巻

鉄楽レトラ 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)作者:佐原ミズ
出版:小学館




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【第7位】25時のバカンス 市川春子作品集II

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)作者:市川春子
出版:講談社




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【第8位】 同窓生代行─売野機子作品集・2─

同窓生代行─売野機子作品集・2─作者:売野機子
出版:白泉社




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【第9位】 ちはやふる 12~15巻

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)作者:末次由紀
出版:講談社






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【第10位】 サユリ 2巻

サユリ 2 (バーズコミックス)作者:押切蓮介
出版:幻冬舎


「普通の人がひょんなことで呪いを受けて取り殺されていく」、そんなジャパニーズホラーに押切氏が真正面から挑んだギャグなし作品。サダコとかカヤコとか、そんな流れにあるサユリ。イラストの基本も怨霊の描き方もこれまでの作品とそんな違いがあるわけでもないのに、きちんとホラーをしていていやな邦画の怖さに押切氏の持ち味が合わさった魅力あるホラーに仕上がっている。特に、既存のジャパニーズホラーに敬意を表しつつ、自分のオリジナルを生み出そうとする意気込みすら感じさせるラストの展開が見所。普通、マンガ実写化を望むことはほとんどないが、この作品のラストシーンは実写で見てみたい、とちょっぴり思ったりした。

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夕焼けロケットペンシル 3【第11位】 夕焼けロケットペンシル 2・3巻

作者:あさのゆきこ
出版:メディアファクトリー



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ごっこ 1 (ジャンプコミックスデラックス)【第12位】 ごっこ 1・2巻

作者:小路啓之
出版:集英社


30歳の独身男性が4歳児をさらって、子育てしてしまう物語。やたら問題のある初期設定ながら、子供を育て見える景色的なものを描いた、小路啓之なりの「よつばと」系作品なのかなと思って読めたのが1巻、しかし、真性ロリコンの園長が登場してから雲行きが怪しく作者の持ち味が色濃く作品ひ出てきて、2巻を読み進めていくと、大きな爆弾を抱えた「いつか終わる物語」ということがだんだん伝わってくる。個人的に、スロースタートで中盤から面白さが加速していくと感じている小路作品。挑戦する人は2巻まで手にとってみて欲しいところ。

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【第13位】 昭和元禄落語心中 1巻

作者:雲田はるこ
出版:講談社



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【第14位】 外天楼

作者:石黒正数
出版:講談社

ロボットやホムンクルスが存在するここではないどこか。いびつな増改築を繰り返す迷宮のような集合住宅「外天楼(げてんろう)」を舞台にしたミステリー。ゴミ置き場でエロ本ゲットに情熱を傾ける少年や少女とお手伝いロボの話など、1話完結のミステリー仕立てのコメディから始まり、それらがやがて・・・という作品。重量ある読後感を与えてくれる密度あるすばらしい作品であると同時に、ミステリーということで、近頃ちょっと流行りすぎとも思ってしまう。個人的には、何か買うと言っている人には勧めないけど、何か読ませてという人には絶対貸してみる、そんな作品。セットで『まつのべっ!』も読ませてみたい。

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【第15位】 ナナマルサンバツ 1・2巻

作者:杉基イクラ
出版:角川書店



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【第16位】 銀の匙 1・2巻

作者:荒川弘
出版:小学館



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【第17位】 土星マンション 7巻

作者:岩岡ヒサエ
出版:小学館



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【第18位】 3月のライオン 6巻

作者:羽海野チカ
出版:白泉社



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【第19位】 ばらかもん 4・5巻

作者:ヨシノサツキ
出版:



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【第20位】 少年ノート 1・2巻

作者:鎌谷悠希
出版:講談社



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【第21位】 VIVO! 1巻

作者:瀬川藤子
出版:マッグガーデン



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【第22位】 鉄道少女漫画

作者:中村明日美子
出版:白泉社



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【第23位】 四月は君の嘘 1巻

作者:新川直司
出版:講談社



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【第24位】 見かけの二重星

作者:つばな
出版:講談社



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【第25位】 預言者ピッピ 2巻

作者:地下沢中也
出版:イースト・プレス



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【第26位】 境界線上のリンボ 2巻

作者:鳥取砂丘
出版:芳文社



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【第27位】 惑星さんぽ

作者:toi8
出版:



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【第28位】 草子ブックガイド 1巻

作者:玉川重機
出版:講談社



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【第29位】 ぼくらのよあけ 1・2巻

作者:今井哲也
出版:講談社



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【第30位】 ストレニュアス・ライフ

作者:丸山薫
出版:エンターブレイン



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かわいそうな真弓さん【第31位】 かわいそうな真弓さん

作者:西村ツチカ
出版:徳間書店



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【第32位】 水域 上・下巻

作者:漆原友紀
出版:講談社



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【第33位】 めだかボックス 9~13巻

作者:暁月あきら,西尾維新
出版:集英社



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医龍25【第34位】 医龍 25巻

作者:乃木坂太郎
出版:小学館




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【第35位】 鋼鉄の華っ柱 1~4巻

作者:西森博之
出版:小学館



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【第36位】 ふーふ

作者:祥人
出版:アスキーメディアワークス





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【第37位】 がらくたストリート 2巻

作者:山田穣
出版:幻冬舎






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【第38位】 冒険エレキテ島 1巻

作者:鶴田謙二
出版:講談社



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【第39位】 誘爆発作 1・2巻

作者:岡村星
出版:講談社



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【第40位】 ヒナまつり 1・2巻

作者:大武政夫
出版:エンターブレイン



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【第41位】 アゲイン!! 1・2巻

作者:久保ミツロウ
出版:講談社



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【第42位】 山賊ダイアリー 1巻

作者:岡本健太郎
出版:講談社



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【第43位】 sunny 1


作者:松本大洋
出版:小学館



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【第44位】 ママゴト 1巻

作者:松田洋子
出版:エンターブレイン



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【第45位】 ばいばい、にぃに。~猫と機関車~

作者:柳川喜弘
出版:小学館



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【第46位】 C SCENE

作者:武富智
出版:集英社



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血潜り林檎と金魚鉢男 1 【第47位】 血潜り林檎と金魚鉢男 1巻

作者:阿部洋一
出版:アスキー・メディアワークス



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神さまの言うとおり(1) (少年マガジンコミックス)【第48位】 神さまの言うとおり 1・2巻

作者:
出版:講談社



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弾丸ティアドロップ(2) <完> (アフタヌーンKC)【第49位】 弾丸ティアドロップ 2巻

作者:稲見独楽
出版:講談社



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【第50位】 よるくも 1・2巻

作者:漆原ミチ
出版:小学館



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2012年05月01日 | コミック年間ベスト | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP

良かったコミック2010/ベスト50

このエントリーをはてなブックマークに追加 カテゴリ:コミック年間ベスト  »2010年12月30日 更新

「この装丁がすごい!」の作成が終わってひと段落、
これでそばでも食いながら年を越す…にはまだ早い。
そう、うちは「漫画装丁の紹介ブログ」。
「漫画装丁の紹介ブログ」にあらず。
漫画を紹介しなけりゃ年が越せない!ということで、
デザインの記事を沢山更新していて全然紹介していなかった2010年の良かったコミックを、
例年通りランキング形式でどばどばっと紹介します。
ざくざくとした紹介を、今年の漫画ライフを振り返るお供にしてもらえれば幸いです。

●画像をクリックするとamazonに飛びます。
●今年もこすヨメ参加です。⇒『こすヨメγ2011』

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【第1位】 EVIL HEART[完結編]  上・下巻

イビルハート上作者:武富智
出版:集英社 ヤングジャンプコミックス


暴力を振るう兄から家族を守るべく、合気道に希望を見出した少年の成長の物語。血気盛んで戦うことしか選択肢を持たなかった主人公が、合気道の師匠や仲間との触れ合いで本当の強さを身につけていきこれから…と、これからというところでヤングジャンプから突然の打ち切りをくらったのがもう5年も前。それでもめげずに描き下ろしの続巻「気編」を発表し、その後も「この恋は実らない」を挟みながら、このたび2巻丸まる描き下ろしでその物語はついに幕を下ろした。

主人公に課せられたどえらいハードルを、なあなあやご都合主義で解決させることなく真正面から向かい合わせ大団円へと導いた完結編。どうしょうもなく面白いと思っている作品が、それでも突如打ち切られてしまうことが少なくない厳しい漫画の世界で、この作品の復活と完結は、数多のすばらしき打ち切り作品への救いと希望になった、と自分は勝手に思っている。

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【第2位】 惑星のさみだれ 9・10巻(完結)

惑星のさみだれ作者:水上悟志
出版:少年画報社 ヤングキングコミックス


地球の破壊を目論む恐るべき力を持った敵「魔法使い」と、それを阻止すべく戦う「プリンセス」と「騎士」たちの物語。

狭い範囲で地球規模の存亡を賭けた物語を展開する、ある種(平成)仮面ライダーみたいな舞台を説得力ある形でお膳立てして、スケールの大きさに物語が負けることなく、この上なく完璧な形で完結。“「このキャラのあの後はどうなったの?」と気になってばかりいた10代の頃の自分の仇を取るつもりで描きました(10巻袖作者コメント)”というボリュームたっぷりのエピローグには、作者の愛がぎっしりつまっていた。敵も沢山の仲間も、全てが魅力的でみんなが全てを出し切った全10巻。本当に面白かった。

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【第3位】 トゥー・エスプレッソ

トゥー・エスプレッソ作者:高浜寛
出版:太田出版


モチベーションを失ったフランスの漫画家が、ゆきずりの関係を持った日本人女性の残したメモを手がかりに愛知県の片田舎の町へと降り立つ――。廃駅の町で小さな喫茶店や菜園を営む日本人家族と、フランス人漫画家の、ちょっと奇妙で心温まる交歓を描いた、愛と再生の物語。
本屋さんで、サブカルスペースに置かれてオシャレに持ち上げられてそうだが、決して雰囲気だけの漫画などではない。伏線を紛らせながら実に自然に流れる美しいストーリーを楽しめる、人間味の濃いすばらしいオッサン漫画であることはきちんと主張しておきたい。そして、渋いコーヒーを片手にオシャレに読む行為は寧ろ推奨する。

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【第4位】 ヴォイニッチホテル 1巻

ヴォイニッチホテル作者:道満晴明
出版:秋田書店 ヤングチャンピオン烈コミックス


南の島のホテルを舞台に、わけアリの従業員とわけアリの宿泊客が織り成す奇妙なドラマ。

甘いラブコメも、オカルトも、殺し屋の暗躍も、魔女の伝承も、みな同じテンションで淡々と進む、白日夢のような空間。その日常であり非日常でもある平穏のドラマが、実に味があって目が離せない。また、1話6~8ページの中に、ネタと共に一見無軌道に放り込まれるごった煮の要素それぞれが、長いスパンで見たとき実に整合が取られていることにも驚く。これはすごい。

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【第5位】 森山中教習所

森山中教習所作者:真造圭伍
出版:小学館 ビッグコミックス


ふとしたことから未公認教習所に通うことになった無関心・無感動な青年、佐藤清高くんと元クラスメイトでヤクザの轟木くん、そして少し危ない連中とのひと夏のふれあい。

絵が上手い、とは言えないけれど、漫画が確実に上手い。作中のユーモラスな雰囲気に小田扉と通じる何かがあるが、リリカルな青春物的側面の方が強く、夏の叙情あふれる良い映画のような読後感に浸れる。大事にしていたわけではないけど、それでも大切な何か。北野武作品のノスタルジックな部分が好きな人は多分好き。

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【第6位】 ベントラーベントラー 3巻(完結)

ベントラーベントラー3作者:野村亮馬
出版:講談社 アフタヌーンKC


外星生物警備課の人達が宇宙人トラブルを解決したりしなかったりする1話完結型のほほんSFマンガ。独特の味がある絵で宇宙人の闊歩する日常も地球の危機もまったりと描写する。
3巻で完結ということで、「外星生物警備課の日常はこれからも続くのです」的なラストを予想していたら、そのまとめ方にまあびっくり。地に足の着いた漫画を描いていれば、ラストエピソードの尺をそんなに長くとらなくても十分物語はこの上なく美しく締めることができるということと、ラストをまとめる力って大事だよな~ということと、長編として何かを成す上で3巻という尺は決して短すぎるものじゃないよな~ということを思った。

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【第7位】 ナチュン 6巻(完結)

ナチュン6作者:都留泰作
出版:講談社 アフタヌーンKC


世界征服を企む青年テルナリの沖縄ライフを描いた、近未来SF漫画。
「謎のイルカ映像からインスピレーションを受けて世界征服を目指す」というとんでもない大風呂敷を広げながら、オッサンとまったりしたり海洋ロマンしたり監禁されて奴隷生活を送ったりと紆余曲折を経て、極厚な6巻でついにその風呂敷を畳んでしまった。
科学や宗教、政治を絡めて、高密度のネームでラストに向かっていく快感。はっきり言ってわからないことは多く、まあ打ち切られて残念という声もあるけれど、最終巻の気持ちいい収束感はタイムリミットを決められてからの作家の爆発が生んだ産物でもあるような気がする。

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【第8位】 ももきや 2巻(完結)

ももきや2作者:笠辺哲
出版:Bbmfマガジン GAコミックス






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【第9位】 清く柔く 12・13巻(完結)

清く柔く作者:いくえみ綾
出版:集英社 マーガレットコミックス


最愛の幼馴染を失った少女カンナを中心に描かれる、生と死の群像劇。

主人公の違うそれぞれの物語を重ねながら描かれるカンナと、彼女、もしくはその知人と縁のある人達の愛の物語。驚くほど緻密に繋がった人間それぞれのドラマ。13巻かけて、一人の少女が、そして多くの人達がもがき苦しみ、成長し、そして救われた。そりゃ涙も出る。

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【第10位】 ブランコ 6巻(完結)

ブランコ作者:ウィスット・ポンニミット
出版:小学館 IKKI COMIX


人の傷を自分に移せる、不思議な少女ブランコの時空を超えた冒物語。

子供の頃描いてた未来都市とか、不思議な出来事とか、さらわれた母親とか、恋人とのすれちがいとか、飛行機事故とか、環境汚染とか、未来を見通す能力とか、遠い宇宙のエイリアンの戦争とか、懐かしい思い出とか、なんというかそういうたくさんのパーツが集まって全て繋がった波乱万丈な大冒険。
使ったことのない言葉だけれども、センスオブワンダーってこういう作品を言うのだと思う。

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さよならフットボール【第11位】 さよならフットボール 1・2巻(完結)

作者:新川直司
出版:講談社 KCDX


かつて男勝りのサッカー少女を「師匠」と仰ぎ慕っていた気弱な少年。中学生になり、再会したその少年は女子が太刀打ちできないほど立派な選手に成長していた。元師弟としての雌雄を決するため、少女は男に扮し、最後の対決に挑む…。
女子と男子がゲームできる切ないロスタイムが、思い出や淡い恋心を交えて甘酸っぱくコミカルに描かれる。そして2巻はただひたすら熱い。2巻だけでこれだけ綺麗にまとまったサッカー漫画はなかなか珍しいかもしれない。

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友達100人できるかな3【第12位】 友達100人できるかな 3・4巻

作者:とよ田みのる
出版:講談社 アフタヌーンKC


友達100人できなかったら、即地球滅亡。地球人代表として宇宙人の審査に掛けられた教師が、見た目は子供・中身は大人な小学生となって、パラレルワールドで友達作りに奮闘する。
型にはまらないエピソード作り能力には毎度毎度恐れ入る。そんなぽんぽん変化球なげてネタ切れ大丈夫?という心配も今は皆無。主人公の誠実さとか世界に対する関わり方とかを見ていて、これはいつか泣かされてしまうと予感している。

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ハルシオン・ランチ【第13位】 ハルシオン・ランチ 1巻

作者:沙村 広明
出版:講談社 アフタヌーンKC


謎の美少女ヒヨスが不思議なお箸でリアカーから人間まで何でも一瞬で食いまくる、そして吐きまくるまったりオート系SFコメディ。
何でも食べられる、吐くと合成されたりされなかったりして戻ってくるという設定を軸に展開する、わりかしゆるめな騒動。兄弟が合成モンスターになったり町が壊滅したりと、普通のストーリー漫画でしゃれにならない不可逆な事態もあっさりと流れる懐の深い進行。本筋と関係ないネタ密度も異様に濃い、『無限の住人』作者の本気の遊び。

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ドリフターズ【第14位】 ドリフターズ 1巻

作者:平野耕太
出版:少年画報社 ヤングキングコミックス


異世界に迷い込まされた歴史の偉人・異人が世界を壊すもの、守るものに分かれて戦いを繰り広げる。登場する異人は織田信長に那須与一、カルタゴの将軍ハンニバルや火刑で有名なジャンヌ・ダルクなど、時代も国もバラバラ。
作者は『HELLSING』の平野耕太ということで、その画力の高さとキャラのカッコよさは折り紙つき。まだ1巻ということで話は序盤もいいところだが、次にどんな偉人が登場するのか、戦術家をパーティーに組みこむ中でどんなバトルが展開していくのか、想像しただけでもわくわくが止まらない。

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バニラスパイダー3【第15位】 バニラスパイダー 1-3巻(完結)

作者:阿部洋一
出版:講談社 マガジンKC


影の薄い少年が、その影の薄さと切れ味鋭い蛇口を武器に寄生型侵略異星人を退治していくSFアクションホラー。
キャラクターはポップでコミカルで、寄生獣みたいに人をばくっと食いちぎる異星人はグロテスクで、世界系は暗くジメジメしていて、でもどこかのほほんとしていて、とアンバランスな要素がバランスを取り合って唯一無二の世界観を形成している。超がつくほど個性的。ラストは駆け足になってしまったが、美しい結末を見届けられて良かった。

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生活[完全版]【第16位】 生活[完全版]

作者:福満しげゆき
出版:講談社 KCDX


少人数で遊び感覚で始めた悪人への"お仕置き"が町の自警団体まで生んでしまい、それらはやがて本人達の手を離れて…という、福満しげゆき初の長編ストーリー漫画。いつもの絵で描かれるアクションシーンが、意外にも秀逸。キャラ同士のヒネたユーモアあるやりとりも健在。
青林工藝舎版の1巻から結末までを加えた形で、完全版として再出版。大きく広がり収集つくのかと心配だった展開も、ラストはらしいところに落ち着いた。

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夏のあらし!8【第17位】 夏のあらし! 8巻(完結)

作者:小林尽
出版:スクウェア・エニックス ガンガンコミックスJOKER


通じることで過去へと飛べる幽霊少女と少年、そしてその仲間達のひと夏の冒険。一月ほど前に一気読み、そしてこりゃ普通にアニメされるわと一人で納得した。過去をいったりきたりするドタバタラブコメが、終盤はガチンコで戦争描写を盛り込んだ情念溢れる最終章に突入してきちんと物語を終わらせた。

『School Rumble』後期のうだうだを経験して、当然のように本作品をスルーしている人(自分もまさにそうだった)にこそ薦めてみたい。

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響子と父さん【第18位】 響子と父さん

作者:石黒正数
出版:徳間書店 リュウ・コミックス


ちょっと良いことを言いたげなお父さんと、お父さん思いの娘さんが面白おかしく掛け合う日常。お父さんが子供っぽくアホかわいいながら、家族への愛情もしっかり感じさせるナイスキャラ。
また、本作品は『ネムルバカ』のスピンオフ作品でもある。既存の作品の質を変えてしまう可能性があるため完結作品の続編などはあまり好きではないが、これは双方の世界をいい感じに広げるよい作品で安心した。『ネムルバカ』を先に読むことをおすすめする。

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信長協奏曲3【第19位】信長協奏曲 2・3巻

作者:石井あゆみ
出版:小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス


戦国時代にタイムスリップしてしまい、本物と入れ替わって織田信長として生きることとなった少年サブローの物語。なんとなく織田信長としてふるまい、場当たりながらそれがきちんと歴史をなぞっていくことの面白さ。
2巻のサブローと斉藤道三とのエピソードに衝撃を受け、物語を最後まで見届けねばと思った。絵柄には癖があって若干とっつきづらいが、それを差し置いても薦めてみたい。お試しの際は2巻まで。

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鉄風【第20位】 鉄風 1-3巻

作者:太田モアレ
出版:講談社 アフタヌーンKC


どんなスポーツでもこなす女子高生・石堂夏央が、ブラジルからの帰国子女・馬渡ゆず子をぶっ潰すために格闘技の世界へと足を踏み入れる。
主人公側をネガティブに、ライバル側を明るくて天真爛漫な本来の主人公的属性を持ったキャラにした、この独特の対立構造が新鮮で面白い。お気に入りのキャラは女子プロ格闘家の「紺谷可鈴」。「辻結花」選手をモデルにしているらしいが、どう見ても「片桐はいり」。あの「片桐はいり」がかっこいい。ワンピースの「田中邦衛」よりかっこいい。

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しずかの山【第21位】 しずかの山 1・2巻

作者:松本剛
出版:講談社 イブニングKC


寡作の松本先生が割りと良いペースで描いている漫画。ネパールでひっそりガイドをするアルピニスト高遠静が、依頼者とともに山に登り、そこで起きる生と死のドラマを経験しながら真実に触れる…という流れの山岳+ミステリー。
人物描写がさすがで、山の恐怖も伝わってくる。アマゾンレビューを見ると、登攀技術描写がとんでもないことになっているらしいが、素人的にはよくわからない、というか「寡作の松本先生が割りと良いペースで描いている」だけで満足してしまったり。

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惡の華【第22位】 惡の華 1・2巻

作者:押見修造
出版:講談社 マガジンKC


クラスの問題少女に弱みを握られた少年が、カノジョの体操服を内に着込んでカノジョとデートさせられるなど、変態行為を強要させられながら、目覚めさせられていく青春変態漫画。

押見先生は変な人間を描くだけで十分面白いと思っているので、SF/ファンタジー要素なしの人間勝負なこの作品は、個人的に押見作品で久しぶりのヒット。



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ケルベロス1【第23位】 ケルベロス 1-4巻

作者:フクイタクミ
出版:秋田書店 少年チャンピオン・コミックス


運命のいたずらで呪われた力を手に入れた少年が大切な人達を守るため、人に仇名す化け物「崩」に命を賭して戦いを挑む、正統派アクションバトル。どこまでもまっすぐで向こう見ずな主人公景と、主人公に同化し、力を与えながら見守る犬の化身雪房。

とにかく主人公の見得がかっこいいというか、「友情、努力、勝利」というか、一昔前にジャンプに求めていたような熱を感じられる、まっすぐな少年漫画。

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ウツボラ【第24位】 ウツボラ 1巻

作者:中村明日美子
出版:太田出版 F×comics


謎の死を遂げた美少女・朱と入れ替わるように現れた、朱の双子の妹と名乗る少女・桜と、作家・溝呂木が中心に繰り広げるサイコ・サスペンス。朱の作品「ウツボラ」を盗作して連載を続ける溝呂木に編集者が、謎の少女・桜に刑事が迫る(ナタリーより)。
耽美な絵柄がミステリーに合いすぎて、その事件に、謎にとにかく引き込まれる。無期限休載中。

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角刈りすずめ【第25位】 角刈りすずめ 1巻

作者:KICHIJO
出版:竹書房 近代麻雀コミックス


絶対に、おそらく、…いや多分麻雀漫画。そして極上のギャグ漫画。

麻雀に死に場所を求めるさすらいの雀鬼"角刈りすずめ"が、行く先々で出会う、奇妙な麻雀、そして麻雀っぽい何かの数々。スカイダイビング+麻雀など突拍子もないアイディアが、井上雄彦似の絵で必要以上に上手くディテール細かく描き込まれることで生まれる変なリアリティと笑い。これは面白い。

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花のズボラ飯【第26位】 花のズボラ飯

作者:久住昌之 水沢悦子
出版:秋田書店


ロリ雑誌とかで変な漫画を描いてるうさなんとかくんさんとは関係ない、期待の新人・水沢悦子と孤独のグルメ原作者・久住昌之タッグによる主婦のズボラな一人飯漫画。
作るときの、食べるときテンションの高い一人実況に笑える。1話でズボラでジャンクな創作料理漫画になると思いきや、2話目以降の食事の手抜きさに笑える。とにかく終始にやにや。なによりおいしそうに飯を平らげる。女版『孤独のグルメ』という触れ込みはどうかと思うけれど、これは面白い。

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ウワガキ【第27位】 ウワガキ 1巻

作者:八十八良
出版:エンターブレイン BEAM COMIX


マッドサイエンティストによって二人に分裂させられた少女、千秋とコピーの小秋。別々の恋をした二人が1ヶ月後に融合して、その想いは強いほうに"ウワガキ"されてしまう、というストーリー。

同じ記憶を持ちながら、お互いを励ましあえる気心の知れた親友のような本物とコピーの関係性が面白い。コメディタッチでお話は進んでいくが、切ない終わりも予感させており、続きが強く気になる。

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セカイのミカタ1【第28位】 セカイのミカタ 1巻

作者:鈴木小波
出版:少年画報社 ヤングキングコミックス







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じゅういちぶんのいち【第29位】 じゅういちぶんのいち 1巻

作者:中村尚儁
出版:集英社 ジャンプコミックス


とある高校でサッカー部を作り始めた少年をはじめとして、チームメイト一人一人とサッカーとの係わり合いを描いたサッカー漫画、もといサッカードラマ漫画。

悩みや葛藤を抱えながら、サッカーと共にある一人一人の歩みを丁寧に描いている。2話目の主人公がマネージャーな時点で12/11を超えると思われるけれども、そこは別に大事なところではない。

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ちょこらん2【第30位】 ちょこらん 2巻

作者:にしがきひろゆき
出版:小学館 IKKI COMIX


おませな少年たかしが、傍若無人な幼馴染あやちゃんを筆頭に、自分を振り回す人間のおかしなところ、やるせないところを頭の中で突っ込み倒すギャグ漫画。

父親に母親、学校の先生と2巻で新登場したキャラがみないい感じにやるせなくて、たかしの脳内ツッコミにも磨きがかかる。


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玲瓏館健在なりや【第31位】 玲瓏館健在なりや 1巻

作者:冨明仁
出版:エンターブレイン BEAM COMIX


学生寮として開放されている西洋館「玲瓏館(れいろうかん)」。閉館される最期の1年間を、争い、笑い合いながら過ごしていく、男女12人のストーリー。



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刻刻3【第32位】 刻刻 3巻

作者:堀尾 省太
出版:講談社 モーニングKC


とある平凡な家庭で娘が誘拐されたので、爺さんが秘密にしてた術を使って家族以外のすべての時間を止めて助けに行ったら、何故か家族以外の怪しい人たちが止めた時間のなか動いている…というタイムストップサスペンス。
あらすじだけ書くと色々荒唐無稽に感じるけど読めばすぐに引き込まれる。ちょっと異能を持った家族VS力を狙う宗教団体といった、駆け引きメインの心理戦+アクション。3巻15話の見開きで、とにかくテンションが上がった。



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タビと道づれ6【第33位】 タビと道づれ 6巻

作者:たなかのか
出版:マッグガーデン BLADE COMICS


"夏の1日を繰り返す街"に閉じ込められた少女と、
繰り返す1日の記憶を有する仲間たちの、明日へ進むための冒険譚。

みんなが協力しあうと簡単にゴールを迎えてしまうような
物語の独自ルールのせいか、登場人物が腹黒・変人・ヤンデレの
オンパレードだったにも関わらず、
全てがまるっと解決して心地いいくらい爽やかで希望あるラストになった。

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四稲家の人々5【第34位】 四稲家の人々 3-5巻

作者:志賀伯
出版:講談社 月刊マガジンKC








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弾丸ティアドロップ【第35位】 弾丸ティアドロップ 1巻

作者:稲見独楽
出版:講談社 アフタヌーンKC


←「古本屋の女主人兼殺し屋」に恋した少年が暴走する追っかけラブストーリー。

女主人の正体を知ってなお、己の恋路を貫く少年の青春がコミカルに描かれるが、命は狙われるわ、死人はでるわと事態は結構深刻。このギャグにもシリアスにも傾きすぎない独特のバランス感が面白い。ハッピーエンドか鬱エンドか、青春苦いエンドか、どこに行き着くのか楽しみ。

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進撃の巨人
【第36位】 進撃の巨人 1-3巻

作者:諫山創
出版:講談社 マガジンKC

人食い巨人が塀の外を闊歩する世界での、希望なき人類の抵抗。人食いに似つかわしくないその表情とか、租借する前にまず口で挟むコマの残酷性とか、圧倒的な巨人の存在感に目が離せない。
テレビでの宣伝あたりから始まった大プッシュ⇒大ヒットに予定調和的な安心感はあるものの、加点方式に強く減点方式に弱い、アマゾンでの評価もばらける賛否両論なこの作品が早い段階で広まりすぎるのもデメリットがあるよな~とは思う。人肉的巨大ロボットものになるのか?という3巻もこれまた評価がわかれそうだけれど、やっぱり続きは激しく気になる。

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A-BOUT2.jpg【第37位】 A-BOUT 1-4巻

作者:市川マサ
出版:講談社 マガジンKC




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狼の口1【第38位】 狼の口 ヴォルフスムント 1・2巻

作者:久慈光久
出版:エンターブレイン BEAM COMIX


独立直前の、後のスイスを舞台にした、中世関所破り物語。

密行を企てた者全てに振り下ろされる残酷な死の鉄槌。結末は歴史で決まっているものの、1巻・2巻と延々と続く、辛くむごい展開には、なまじ絵が上手いだけにとにかくフラストレーションが溜まっていく。そして、逆転劇が起こるその瞬間を見るために、続刊を待ち続ける。


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シュガーレス
【第39位】 シュガーレス 1-4巻

作者:細川雅巳
出版:秋田書店 少年チャンピオン・コミックス


猛者たちが集まる不良高校で腕に覚えのある主人公・椎葉岳が頂点(テッペン)を目指す、ど直球不良漫画。

敵通しが殴りあい、ぶつかり合って仲間になっていく王道展開なれど、その一人ひとりの強烈な個性と信念で、みなそれぞれがカッコよくて、キャラが増えるたびに面白くなっていく。対して埋もれがちな主人公のキャラ立ちに期待して、次巻を待つ。


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ツノウサギ【第40位】 ツノウサギ

作者:柴本翔
出版:小学館 IKKI COMIX rare


カブトムシのみたいなツノを生やした、ヒーローにあこがれるウサギの物語。キュートなアニマルキャラいっぱい、でもストーリーはビシッと決める。新人さんの描き下ろしということで荒削りさもあってrare レーベルなんだろうけど、すでに強い武器を持っていると感じた。


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ゆるゆる【第41位】 ゆるゆる

作者:たかみち
出版:少年画報社 ヤングキングコミックス


天真爛漫なハルカ、お姉さんのような落ち着きのあるユキ、気さくで快活なみさき。仲良し3人組みの日常を描く、LOの叙情的な表紙でお馴染みたかみちのフルカラーコミック。
描いていくなかで設定を足していく1人リレー的な漫画なので「ゆるゆる」。ゆったりとした日常の中で、少しづつそれぞれのキャラが掘り下げられていく。お値段は少々高いが、フルカラーの1コマ1コマが、漫画としてきれい。巻数表示はないけれど、連載は継続中。

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SARU上【第42位】 SARU 上・下巻

作者:五十嵐大介
出版:小学館 IKKI COMIX


世界各地にその姿を現し、畏れられてきたモノ“猿"。そして現代、人類はその存亡を懸けて、“猿"と対峙することになる!

世界の史実・伝承を絡めながら展開する地球レベルの危機を、「本物」として見せる五十嵐大介の圧倒的な描写力。贅沢な描き下ろし作品。

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R-中学生【第43位】 R-中学生 1巻

作者:ゴトウユキコ
出版:講談社 ヤングマガジンKC






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レッツラグーン【第44位】 レッツラグーン 1巻

作者:岡崎武士
出版:講談社 ヤングマガジンKC


目が覚めたら無人島、そして同じく流れ着いた同級生との厳しくも甘い無人島生活。そして先生も流れ着いて、大体の状況と物語の方向性が見えてきたかな?というところで、後半から突如予想外の展開に。

絵は見やすくて上手いわ、1巻終わりの引きは強すぎるわで、とにかく2巻を早く出してといったところ。



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回游の森【第45位】 回游の森

作者:灰原 薬
出版:太田出版 F×comics


「秘密」を隠し持った人間達の、ほの暗い恋や愛の連作短編。性癖だったり、同姓への愛情だったり、言えない過去だったり、それぞれが皆が「秘密」を抱え、葛藤しながら生きている。

バッドエンドがないというか、「秘密」を閉じ込めることでもたらされるぎりぎりの平穏が、読んでいて後ろめたく、そして心地いい。

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BTOOOM!.jpg【第46位】 BTOOOM! 2-4巻

作者:井上淳哉
出版:新潮社 BUNCH COMICS


南国の孤島で、一般人たちが爆弾を使った殺し合いをさせられるリアルボンバーマンなバトロワ漫画。前作『おとぎ奉り』の時点でいわゆる「イラストレーターの描く漫画」の域は余裕で超えていたが、今作ではさらに漫画らしい漫画に。
いかにもゲームらしい独自ルールが多い漫画ではあるが、あらかた説明が終わり、本格的なサバイバルが始まり面白くなってきた…というところで掲載紙が消滅。けれども新創刊雑誌に移籍が決まったということなので一安心というのが現在の状況。

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Waltz1.jpg【第47位】 Waltz 1-3巻

作者:伊坂 幸太郎 大須賀 めぐみ
出版:小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス


『魔王JUVENILE REMIX』から数年前、「蝉」と「岩西」出会いの物語。

殺し屋VS殺し屋。常に死と隣り合わせのスリリングな展開。
『魔王』未読の方にでもオススメ、既読の方は必読。

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木曜日のフルット【第48位】 木曜日のフルット 1巻

作者:石黒正数
出版:秋田書店 少年チャンピオン・コミックス


半ノラネコのフルットとダメ飼い主の鯨井先輩、ネコ仲間に人間仲間のゆる~い日常。

1話2ページをこつこつためて、ようやくまとまった1冊75話。作中の題字も凝ったフィクション表記も75個。密度が高くも、1話1話をちょこちょこと気楽に読める、ときどきピリリなのほほん作品。

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どうぶつの国【第49位】 どうぶつの国 1-4巻

作者:雷句誠
出版:講談社 マガジンKC

人間の存在しないはずの、動物だけの世界に迷い込んだ人間の赤ちゃんが、全ての動物と言葉を交わす能力で世界を変えていく。基本は動物集団バトル漫画。リアル系、擬人化系、ディフォルメ系、ありえない大きさ系とあべこべでカオスな動物達のデザインには好みが分かれそうだけれど個人的には好き。
肉食動物も草食動物も共に笑って暮らせる世界を目指す主人公に、ライバルや仲間ではない動物達からNОを突きつけられる。その主人公を否定する側の意見が今のところ圧倒的に正論という状況で、物語がどういう結論に至るのか、その最後はきちんと見届けたい。

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ラーメンの鳥パコちゃん3【第50位】ラーメンの鳥パコちゃん 3巻(完結)

作者:天蓬元帥
出版:ジャイブ CR COMICS DX


人語を解す居候怪鳥パコちゃん+メイド4コマ。

4年間の連載で全3巻。一般受けしそうな可愛い女性キャラを描く割に、萌よりも笑いが勝っていた珍しい作品。切れ味鋭いパコちゃんの突っ込みに、テンションを落とすことなく最後まで笑うことができた。帯とかあとがきとか、自分でシュールと言っちゃうと突っ込みたくなるけれど、実際に笑えないときにとりあえずお茶を濁すために使うシュールではない、笑いのあるシュールを体現。良作。



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<おまけの後記>

ここまでがランキング発表。
ここからはおまけで、ランキング補足とその他注目作品のご紹介。

今年は年初に『EVIL HEART』、年末に『惑星のさみだれ』とすごい完結作品が2作品も出て、私的な記事ならどちらを1位にするか非常に迷いました。正直どちらも優劣つけられないくらい完璧だったので、ここは今推すべきと思えた作品を1位にしました。『惑星のさみだれ』は今だマイナーではありながら、漫画好きには広く知れ渡り、人気作家の寄稿漫画やイラストを集めた小冊子まで作成された作品。先に完結はしたものの、アニメ化の可能性だって消えていないと思っています。一方の『EVIL HEART』は、その作品を好きな人で、今だ『完結編』の存在を知らない人がいる、そのくらいひっそりと発売されています。このマンにかすりもしない。既刊も品切れ重版未定で新規読者も見込めない。そんな扱いはもったいなすぎるということで、WEBの片隅で1位にしてみました。一人でも武富作品に触れる人が増えることを願います。

また、今後特に注目したいのが4位『ヴォイニッチホテル』。このランキングや過去のランキングを見てもらうとわかると思いますが好みの順で並べると、上位が大体完結作品で占められます物語の綺麗な完結は何物にも勝るという趣向を持っているからですが、終わってなくてもすごい、そんな衝撃を受けた作品でした。決して一般受けする作品でもなさそうですが。2006年から続くスローペースな作品のようなで、次巻がでるのは程遠い様子です…。

それと、今年いっぱい目に入ったのが『別冊少年マガジン』作品。『進撃の巨人』をはじめこのマンと同じようなラインナップになりましたが、まあそれだけ面白さが目だっていました。ジャンプSQ『じゅういちぶんのち』やゲッサンの『Waltz』、『信長協奏曲』など、主力少年誌の新興兄弟誌にも面白い作品が多く、新創刊と共に読むものは増えていきそうで怖い。



さて、後はランキングで紹介しきれなかった漫画を補足します。まずはゾンビ漫画

『皇国の守護者』のように、原作者のやる気と共にフェードアウトするかと勝手に思っていた『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の復活。アニメは大層盛り上がったようです(性的な意味で)。「このマンガがすごい!」33位にランクインには、何故この時期にとハテナマークがつきましたが、まあ面白いので問題なし。同じく面白かった『アイアムアヒーロー』。1巻の壮大なラストがピークになるのでは等という心配も杞憂。壮絶なゾンビワールドが展開しています。ランキングに入れようか迷いましたが、おそらく5巻の後の展開が激しく好みなので今年は控えました。また、ゾンビマンガと言えば可愛いゾンビと青春する『さんかれあ』も良かった。あとは『屍鬼』もゾンビ、というかあっちは吸血鬼か。こうやってゾンビものが増えていくと、ゾンビ日常四コマとかもでそう、というかもうあったりして。

ゾンビ漫画


また、今年多く買った気がするのが化け猫漫画

別に犬派・猫派でどちらということもなく、小田扉先生が描くぶさいくな犬も、『でろでろ』の名犬サイトーさんも好きですが、作品として買うことが多い気がするのは猫漫画。そして今年はネコが人間に化ける漫画が集まりました。まず、『ねこむすめ道草日記』。まあ妖怪漫画ですが、こちらはいつも通りまったりと高値安定。巻を重ねることで増えたキャラに愛着が出てきて、面白く感じやすくもなってきた気もします。『ネコあね。』『ミル』。これらはどちらも人間に化ける飼い猫との同居漫画、そしてほっこり暖かいという部分も共通しています。
婆ちゃんネコの中身を持った女子高生の憂いを見たい人は『ミル』、人間なりたてお姉さんネコの初々しさを見たい人は『ネコあね。』をオススメします。また、一人暮らしの娘さんのところにねこまたが転がり込んでくる『のりタマ』。こちらもやっぱりまったりしていますが、面白く展開していく雰囲気もあり、注目です。

化け猫漫画


そして音楽漫画

『のだめカンタービレ』は番外編も終わって完全に完結。といってもまた番外編が出そうでもあり、それでもやっぱり寂しいもの。しかし終わる漫画もあれば始まる漫画もあり、ということで今後面白くなりそうなのが天才指揮者少女とヴァイオリンを弾く青年の音大ストーリー『天にひびき』。仲間が集まってくる序盤の快感再び。高校生が三味線を弾く『ましろのおと』。こちらは、『月刊少年マガジン』に掲載されていますが、『赤僕』作者作品だけあって、のだめ以上に少女マンガっぽかったりします。また、『ききみみ図鑑』は音楽を扱った異色の連作短編集。音楽を「魅せる」漫画。オススメです。

音楽漫画


歴史・時代系

『シグルイ』は15巻でついに完結。長く因縁を積み重ね、その決着は一瞬。贅沢な刹那の瞬間を堪能しました。『さらい屋五葉』も完結。アニメも漫画も良かった。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を描く『キングダム』は、このマン15位の快挙。でも最も熱かった16巻は去年で、もっと早く盛り上がってよかったというか、この時間差がにくい。

歴史


将棋漫画

『ハチミツとクローバー』作者のセンチメンタル将棋漫画『3月のライオン』。泣かされた人続出。5巻の展開はずるい。『エアマスター』作者のバトル+将棋漫画『ハチワンダイバー』。これ何漫画?というくらいバトルしてぶっ壊れてきましたが、すごく好みの展開です。『Zoo Keeper』作者も将棋漫画参戦、『王狩』。始まったばかりのこちらの作品も要チェック。

将棋


男の娘漫画、というとあまり読んでいないので女装漫画

女の子になりたいと男の子になりたい女の子の青春、『放浪息子』。物語がキャラを猛烈な勢いで突き放しはじめたような、終盤のさみしさ。子供のために女装をし続けた「お母さん」のドタバタ、『ニコイチ』。これも今年ビッグイベントをこなした。どちらもランク入りで紹介したいほどハイレベルに面白かったけれど、クライマックスも近そうということで来年さらに期待。AKBに女装キャラが加入する『AKB49』、これが意外にも意外に好評、マガジンの企画侮りがたし。ローマ帝国で両性具有の少年が活躍する、無理やりでも男の娘漫画にカテゴライズしてみました、『秘身譚』。冗談は置いておいて、これは面白くなる。『ノノノノ』onz。

女装


最後に、クライマックスを迎える漫画

未来の見える日記を持った者たちのバトル、『未来日記』こちらは本誌ではすでに完結とのこと。細かいことは言いっこなしに、前作『花子と寓話のテラー』のラストの疾走感がすばらしかったので、こちらにも期待。VSモンスター生徒な熱血先生の物語、『鈴木先生』ももうすぐ最終回。どえらいのを期待。『GANTZ』も最終章に突入しているが、こちらの完結はまだまだ先か。
クライマックス


ということでお送りしました、
良いコミック年末ベスト企画「良かったコミック2010/ベスト50」

今年は小粒なのが多かったかなと思うのが11月、そんなことなかった、やっぱりすごく面白い作品があったと振り返るのが12月、大体いつもこんな感じ。来年はもうちょっと余裕を持った更新をしたい。それでは~


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2010年12月30日 | コミック年間ベスト | コメント 0件 | トラックバック 0件 | TOP